9月10日(土)J2 第31節 徳島 vs 甲府(19:00KICK OFF/鳴門)
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甲府の選手たちが何度も歓喜の輪を作る光景が、今でも鮮明に蘇る。第14節、甲府対徳島の一戦。結果は5-0とホーム甲府の圧勝に終わった。徳島は付け入るスキさえ与えてもらえず、一矢も報えないまま敗れた・・・。
この一戦は、今季ここまでのJ2において最大得点差のついた試合である。さらに、この試合で奪った甲府の5得点は、1チームの挙げた得点としては今季ここまでで最多数のものであり、唯一のものだ。この試合、甲府は結果だけでなく、試合における全てで徳島を圧倒した。チームとしても、そして選手個々にも、あらゆる局面の勝負を制したと言える。逆に徳島としては、なす術もなかった完敗。試合直後、田中監督が「完敗です。言うことはありません。」と話すのがやっとであったことにそのショックの大きさを計り知ることができた。
こうした背景のある両チームが顔を合わせる今節。特に、前回の対戦で強烈な辛酸をなめさせられた徳島にとっては、何としても雪辱を晴らしたい一戦となる。だが、前節のパフォーマンスを参考に考えれば、徳島は今節も厳しい戦いとなりそうだ。
徳島は前節、草津との昇格組ダービーにいいところなく敗れた。スコアこそ0-1という僅差であったが、攻守ともに精彩を欠いていたのは明らかであった。
具体的に言えば、まず守備面ではチームとしてボールの奪い所を絞れず、それによって場面場面でのプレスが選手個々の単発的なものとなっていた。そうした連動性を欠いた守備はボールを奪えないだけでなく、選手たちの体力消耗にも繋がり、結果、後半も早い時間からの出足の鈍りを招いた。
また攻撃面では、持ち味であるはずの『つなぎ』と『サイド攻撃』がほとんど見られなかったのが気掛かりだ。FWの羽地と小林に向かって単調なロングボールを入れることに終始し、コートをワイドに使うことはほぼ皆無。草津DF陣には的を絞りやすい攻撃であったに違いない。
そして何より、攻守両面においてだが、1対1の勝負で後手に回っていたことは敗戦の大きな原因と言えるだろう。チームとして最重要課題に掲げ、それまでの戦いでは実践できていた『1対1に負けない強さ』が、全くと言っていいほど影を潜めてしまっていた。徳島は、チームの、そして選手ひとりひとりの立て直しが急務な状態と言わざるを得ない。
とは言え、対する甲府も今節を決して楽観できない状況にある。前節は3位争いのライバル札幌に直接対決で敗れ、3位の座を奪われてしまった。しかも、チームの得点源であったFWバレーが負傷退場するというアクシデントにまで見舞われた。16ゴールを挙げ、得点ランキングでトップを快走していたエースの離脱が、チームに与える影響は少なくないだろう。そして、そのバレーは、大勝した前回の徳島戦でハットトリックを達成している。もし今節も出場すれば、守備での高さがやや弱点とも言える徳島DF陣に相当の脅威を与えられたはずだ。だが、その負傷の程度からして今節を欠場することは濃厚。甲府にとってはあまりに痛い戦力の損失となってしまった。
このように両チームとも、今節を迎えるにあたってチーム状態は決して満足と言えるものではない。しかし、ともに明確な目的を持って臨める一戦。徳島は雪辱を晴らし過去の悪夢を払拭するため、甲府は3位の座を奪還すべく、互いが強い気持ちで勝利を目指すだろう。そして、この一戦はその気持ちこそが勝敗を決める最大の要因となるように思われる。
今節のこのカード、稀に見る激しい戦いとなるに違いない。
以上
2005.09.08 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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