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【J1:第23節 G大阪 vs 広島 レポート】広島に2点を先に失うも、G大阪が『図太く』逆転勝利!(05.09.11)

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9月10日(土) 2005 J1リーグ戦 第23節
G大阪 4 - 2 広島 (19:04/万博/13,942人)
得点者:'1 ガウボン(広島)、'14 李漢宰(広島)、'15 アラウージョ(G大阪)、'26 遠藤保仁(G大阪)、'51 アラウージョ(G大阪)、'59 アラウージョ(G大阪)
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広島のセットプレーには十分に注意していたはずだった。しかも、ゲームへの入り方が難しい立ち上がりの時間帯は特に、のはずである。それにも関わらず、ホームのG大阪は開始からわずか1分。広島に与えた最初のコーナーキックのチャンスを、ヘディングで合わせたFWガウボンに決められてしまう。試合前「もっとも注意しなければいけない」とDF宮本が警戒していた男に、だ。

集中を欠いた立ち上がりになったG大阪が、自らこの一戦を難しいものにしたことは明らかだった。現に前半は、リーグ最少失点の堅守を誇る広島の前になかなか決定機を作りだせず。攻めあぐねている間に、14分には広島のMF李にミドルレンジからのシュートを決められ、あっさりと2失点目を許してしまう。ただ、悪い流れを断ち切れたのは、その直後となる15分に、左サイドでMF家長のパスを受けたFWアラウージョが、ゴール前左、角度のない『得意の』位置からゴールを決めて1-2としたからこそ。それによって『逆転できる確信』を確かなものにしたG大阪は、追い掛ける展開にも落ち着いて対応。

26分には、MF家長のペナルティエリア内への突破が広島DFのファウルを誘ってPKを得ると、それをMF遠藤がゴール右下隅に落ち着いて決め、あっという間に2-2と試合を降り出しに戻す。勢いづけば、あとは自慢の攻撃力による『ガンバ劇場』の幕開け。失点を喫するごとに、徐々にペースを失っていた広島を後目に、31分には右サイドMF渡辺からのクロスをファーサイドでMFフェルナンジーニョが頭で落とし、FWアラウージョがダイレクトでシュートを放つが、これは絶妙のタイミングでのシュートチャンスは大きくバーを越え、ゴールマウスを捉えられず。39分には遠藤からのパスを受けたMF渡辺がゴール前にドリブルで侵入。切り返しからシュートを放つもこれは広島GK下田ががっちりとセーブ。43分のMFフェルナンジーニョによる強烈なミドルシュートもGK下田が弾き返す。だが、そうして流れこそ作り出したものの、前半は2ゴール以上の得点は奪えず。2-2のまま、勝負は後半へと持ち越される。

後半に入り、G大阪はMF渡辺に代えてケガから復帰のMF二川を投入。イーブンの状況を撃ち破るべく攻撃的な選手を加え、より攻撃の意識を高めてスタートを切る。その西野監督の意図を体現するかのように、立ち上がりから前がかりに試合を進める。51分、MF橋本、二川とつないだボールを、MF遠藤がゴールライン際から絶妙に折り返すと、それをFWアラウージョが頭で合わせてゴール。ついに、立ち上がりの2失点を消し去る逆転弾を叩き込む。これで俄然、勢いづくG大阪。59分にもMF二川の折り返しをFWアラウージョが右足でうまく流し込みゴール。リーグ戦では7月2日の第13節の東京V戦以来、リーグ戦では自身2度目のハットトリック。このFWアラウージョのゴールによりG大阪が4-2と広島を突き放す。そうして、前半20分を過ぎたあたりから作り出していたG大阪優位の流れは試合終了まで変わらず。

何度か広島のカウンター攻撃にさらされたとはいえ、ゲームを支配し、優位に戦いを進めたG大阪が勝利を奪い取り、首位の座をキープ。「先に0-2にされる展開は、首位を狙うチームとしては問題がある(DF宮本)」のは事実だが、試合後、選手の誰もが「2点を失ってからも落ち着いていた」と声を揃えたように、「取られても、取り返せる」という今のG大阪にみなぎる『自信』のほどは逞しい限り。と、DF宮本に言葉をぶつけると、こんな言葉が返ってきた。「たくましいのではなく、図太い」と。確かに、今のG大阪には、2点のビハインドにも動じず、むしろ淡々と戦える『図太さ』がある。

以上

2005.9.11 Reported by 高村美砂
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