今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第23節 名古屋 vs 柏 レポート】名古屋FW陣が4得点の大爆発。粘りの守備でも柏を完封!(05.09.11)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
9月10日(土) 2005 J1リーグ戦 第23節
名古屋 4 - 0 柏 (19:00/瑞穂陸/10,396人)
得点者:'9 ルイゾン(名古屋)、'36 杉本恵太(名古屋)、'63 ルイゾン(名古屋)、'88 豊田陽平(名古屋)
----------

「前節いい勝ち方をして、そのまま行こうと話をしていたが、狙ったサッカーが前半からほとんどできなかった。今までできていたものが今日はできなかった」(柏・早野監督)「今日の試合は、ひょっとしたら今季いちばんの出来だったかもしれない」(名古屋・ネルシーニョ監督)。両チームの監督が試合後の記者会見で語った通り、試合は最初から最後まで名古屋の舞台だった。

古賀の欠場で秋田をリベロに据え、3バックで臨んだ名古屋。ベストメンバーとは言えなかったが、ボランチの安、左サイドバックの中谷がケガから復帰。さらに前節、ルイゾンが待ちに待った来日初得点を挙げ、チームへフィットしてきた兆しが見えるなど、プラス材料も確かにあった。
序盤から柏の2トップ・玉田、レイナウドをガッチリマークし、さらに得点の起点となる2列目のクレーベル、矢野へのマークも完璧だった。そして9分、前節、ルイゾンが2得点を決めるアシストをした杉本が、俊足を活かしたドリブルで中央突破。藤田に預けると、柏のDF陣がゴール前を固める中、藤田がルイゾンにパス。厳しいマークに合いながらも、ルイゾンが落ち着いて決め、早い時間帯に先制点を奪う。2試合連続得点を決めたルイゾンのこのゴールは、「マタドール(点取り屋)」の異名を改めて見せつけた、素晴らしいものだった。
ここからさらに名古屋の攻めるサッカーが続く。36分、中央でドリブルをしかけたルイゾンが「杉本は見えなかったが、前に走ってくるだろうと思っていた」という信頼を込め、前線へパス。走り込んで来た杉本が、そのまま右サイドから中央へDFをかわしながらドリブル突破。自らゴール前に持ち込んで追加点を決めた。

玉田、レイナウド、クレーベル、矢野の攻撃陣を完璧に封じられ、前節うまく行った4-4-2のシステムが機能しない柏は後半、左サイドの矢野を下げ、「マークをしっかりし、サイドを高くして攻めていこう」(早野監督)と、3-5-2にシステム変更。しかし名古屋の厳しいマークが仕事をさせてくれない。クレーベルが積極的にミドルシュートを放つ場面もあったが、楢崎の好セーブにあい、ゴールを割ることができなかった。このシュートが、この試合唯一の、ゴールに近づいた場面だったと言っても過言ではないだろう。数字を見ても、柏のシュートは名古屋の半分の7本。CKにいたっては、たったの2本。それだけ、名古屋の守備、ゲーム運びは完璧だった。

 特に山口は、中盤で持ち前の厳しいマークで柏の右サイド攻撃の芽を摘み、安は素晴らしいボディバランスで守備はもちろん、ボールを奪った後に前線へのスルーパスで、再三チャンスを作り出した。彼らだけではない。DF陣は、闘将・秋田が「彼ら(増川、角田)がきっちり仕事をしてくれた。自分は声を出して統率するだけでよかった」と誉めるほど安定した守備で完封。クライトン、藤田、中谷も、安定したプレーで攻守に貢献した。

選手一人ひとりが自分の役割をきっちりこなしたこの日の試合は、名古屋の選手全員がヒーローだった。素早い攻守の切り替え、バランスの取れたポジショニング、ボールを奪ってからのスピーディーな展開。個人で見ても、チームとして見ても、リーグ再開後4戦、勝ち星がないとは思えないほど素晴らしいサッカーを見せてくれた。
この試合、チーム全体で勝ち取った勝ち点3であることはもちろん、出場したFW全員が得点を決めたというのも大きな収穫。「チームはどんな形でも、どの選手を使っても戦っていけるということ」という、ネルシーニョ監督が以前から言っていた言葉が証明できた試合でもあった。


以上

2005.09.11 Reported by 茂木美佐子
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着