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【J2:第38節 湘南 vs 山形 プレビュー】3位争いの渦中にいる山形と上位躍進を目指す湘南の、いずれも落とせない一戦。サイドの攻防が勝負の肝となる。(05.10.29)

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10月29日(土)J2 第38節 湘南 vs 山形(13:30KICK OFF/平塚)
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得失点差9、敗戦も1桁の9という記録が表しているように、リーグでも指折りの堅守を誇り、負けない組織的サッカーで3位争いの渦中にある山形だが、第33節の徳島戦から失点が嵩んでいる。敵地に乗り込んだ前節の札幌戦でも、悪い時間帯の失点も手伝い3失点と、痛い黒星を刻んだ。

「足元のパスに終始してしまい、そのパスを狙われてカウンターという形を何度も相手に与えてしまった」と、鈴木監督も試合後に嘆いている。ひとの動きの少ないなかでボールを奪われれば、攻守の切り替えの速度もまた同様に遅れてしまうのは摂理と言えよう。昇格争いのプレッシャーかコンディションの問題か、いずれにせよチームのベースとなっている守備の建て直しが、組織的サッカー全体の回復に繋がる。最終局面を迎えているからこそいま一度、自分たちのサッカーを見直したいところだ。

 一方の湘南は、ここ3試合で無失点を続けるなど守備の安定が図られている。城定信次がセンターバックに入ったころにその端を発しているが、例えば彼が出場停止となっても変らずに守り抜いた前々節の札幌戦も示唆しているように、前線から始まる守備意識と、チームとしてのコンセンサスの統一が結実した表れといえる。山形同様、さらに前に進むために、守備の安定をゴールへのビルドアップに繋げたい。

 さて今季ラストマッチを迎える両チームの対戦だが、過去3試合は1勝2分けと、湘南が一歩リードしている。そのなかで、ポイントとなるのはやはり山形の佐々木勇人だろう。佐々木はここまで、2位と大きく差をつけるリーグトップのクロス数を誇り、またラストパスの数も水戸の関隆倫と並びトップに立つ。第7節、Jヴィレッジで行なわれた両チームの今季初戦では、センターライン付近から規格外のロングシュートも決めている。ルーキーイヤーにしてリーグ屈指のチャンスメイカーに躍り出た右サイドプレイヤーのパフォーマンスは、この対戦の大きなポイントとなるだろう。

佐々木とマッチアップするのは、昨シーズンJデビューを果たし、今季はサイドバックとして新境地を拓く村山祐介である。これまでもセンターバックとしての経験で培った1対1の強さを生かし、サイドに回っても幾度となく相手のサイド攻撃を跳ね返してきた。一方でサイド攻撃を標榜する上田サッカーにおいて、多くの場面で起点となるのが村山である。佐々木に対する守備はもちろん、マイボールとしたときの攻撃の起点として、あるいは高い位置での攻撃参加に期待したい。

 点が取れず失点だけが嵩んでいたリーグ戦中盤の悪い時期を、湘南は乗り越えた。さらに、攻守の切り替えから突如ロングボールを放り込んでくるサッカーに対し対応の弱さを見せてきた湘南にとって、山形のように繋ぐサッカーを信条とするチームとの相性は良いように映る。次なる課題は、生みの苦しみをいかに脱するか。前節の草津戦では、ビルドアップ時にフリーの味方が浮いてしまうケースが時折り見られた。パスの選択肢における精度が、ゴールをより近づけるだろう。一方、第35節の福岡戦を挟み、ここ4試合総てにおいて複数失点を重ねている山形にとっては、試練のアウェイ連戦となる。

以上

2005.10.28 Reported by 隈元大吾

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