10月30日(日)J1 第29節 C大阪 vs 鹿島(15:00KICK OFF/長居)
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今節を含めて残り試合は6。優勝争いはますますおもしろくなってきた。そんな中、30日の長居スタジアムは、もっとも注目を集めるカードといっていい。7連勝で3位にまで順位を上げてきたC大阪が、首位・G大阪に対し勝点2差、2位につける鹿島をホームに迎えるからだ。C大阪が勝てば勝点は鹿島に並び、鹿島が勝てば再び首位に立つ可能性もある。
C大阪は前節、広島を破って連勝を伸ばした。8月のリーグ再開以来、実に10試合負けなしで突っ走っているのだから、その強さは本物だ。広島戦は、「苦しいゲームだったが、うまく点が取れて逆転できた」(小林伸二監督)、「前半はリズムができず苦しい展開だったが、結果が出せてよかった」(森島寛晃)というコメントどおり、決して楽な試合ではなかった。前半の早い時間帯に先制されやや浮き足立ってしまったものの、混乱の時間は極めて短く、すばやく『軌道修正』ができるのは好調の証。前半のうちに追いつき後半に逆転、最後まで集中を切らさず守りきるという安定した戦いぶりだった。
勢いではリーグナンバーワンといえるチーム状態だが、C大阪の選手たちに慢心は感じられない。広島戦後、「そろそろ『優勝』の2文字が見えてきたのでは?」という質問に誰もが冷静な受け答えを見せていた。「まだまだそんなところにはきていない。1つ負ければ一気に下(位)にいくのだから。目の前の試合に向かっていくことが大事で、今の状態を途切れさせないようにしたい」と森島。「強い気持ちを持って、とにかく1試合1試合を全力で、あまり先を見ずに戦いたい」と話すのは古橋達弥。目覚しい躍進にも冷静さを失っていない。
対鹿島を考えても、C大阪にはプラス材料が多い。今季、リーグ・ナビスコカップを合わせて3度対戦し、すべて勝利に終わっている。ここ数年の対戦成績を見てもC大阪が優勢だ。しかし、「鹿島は本当に実力のあるチーム。相性の良さだけで勝てる相手ではない」。森島は気を引き締める。小林監督も、「今年の対戦を振り返ると、相手はメンバーがそろっていなかったりしてラッキーだった。今回はかなりモチベーションが高いだろうし、いい試合の入り方をしてくると思う」と、警戒している。
C大阪にとって気になるのは、前節負傷したゼ・カルロスの状態だ。小林監督は、「思った以上に早く腫れがひいたので、(起用は)直前までよく考えたい。もし、ゼ・カルロスがダメなら苔口か徳重が入るだろう」と話す。そのほかのメンバーは前節同様の見込みで、大一番にも戦い方は変わらないだろう。西澤明訓、森島、古橋と前線の3人は揃って好調をキープしており、ディフェンス陣も粘り強いプレーを見せる。前述のようにメンタル面も安定しているため、大崩れすることは予想しにくい。
鹿島にとっては、首位をとらえるチャンスだ。前節の名古屋戦は本山雅志のゴールを守りきって、1−0で勝利を収めた。前々節までは3試合連続引き分け、G大阪に勝点5差をつけられていただけに、この勝利でチームの士気は上がっているはず。今週に入って、小笠原満男、本山、フェルナンド、リカルジーニョ、新井場徹が全体練習を休むなど、コンディションにやや不安を抱えるが、ここは絶対に負けられないところ。総力戦覚悟で大阪に乗り込んでくるはずだ。
同日同時刻に始まるG大阪の試合(FC東京戦)も気になるが、そのG大阪に最後まで食らいつくのは、鹿島かそれともC大阪か。一瞬たりとも目の離せない、緊迫した試合になりそうだ。
以上
2005.10.29 Reported by 横井素子
J’s GOALニュース
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