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【第85回天皇杯4回戦:新潟vs草津 レポート】1点を守った新潟。「狙い通り」の僅差で草津を下す。(05.11.03)

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11月3日(木・祝) 第85回天皇杯 4回戦
新潟 1-0 草津(13:02/新潟ス/10,892人)
得点者:53' 寺川能人(新潟)
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 新潟が1-0で草津を振りきった。53分、左サイドからファビーニョが入れたクロスを寺川が押し込んで先制。この1点を慎重に守りきった。草津は攻撃の形は作るがフィニッシュの精度が低く、2年連続のJ1勢突破はならなかった。

「どんな形でも全力でチームを助ける」。その言葉の通り、新潟を覆っていた重く湿った雰囲気をファビーニョが打破した。後半開始から出場すると、ファーストプレーで左サイドをドリブル突破。そのまま強烈なシュートを放つ。草津のGK小島伸幸にキャッチされるが、切れのある動きがチームを勢いづけた。
 53分、左サイドで宮沢克行のスローインを受けると、ドリブルでサイドを突破しクロス。そこに走り込んだ寺川が、小島がはじき返したボールを倒れながらも体で押し込んだ。ファビーニョの迷いのない動きが得点につながった。

 ファビーニョは前半の攻撃のリズムの悪さを、ベンチから見ていた。前線にボールがつながらず、プレッシャーをかけられるとミスで失う。サポーターからは「まじめにやれ」のヤジ、前半終了時にはブーイングが起きるほど。「自分が入ったら、なんとか突破しようと思っていた」。途中出場はリーグ戦第18節(7/24)大分戦以来。「うちにはチャンスを待っている選手がたくさんいるからね」とベンチで待機している状態も気にしていない。「スタメンでもベンチスタートでも、ピッチに入ったらやることは一緒」。仕事に徹し、結果を導き出した。

 新潟がチャンスをものにしたのはこのシーンだけだった。「収穫は勝てたこと」。反町康治監督は攻撃のリズムの悪さにはぶ然とした表情だ。ただ、守備面では狙い通りに進んでいた。リーグ戦第27節(10/15)東京V戦から守備を固めるスタイルに徹している。前半無失点は最低のノルマ。この試合もそれはクリアした。
 リーグ戦第29節(10/29)の神戸戦では、1-0とリードしながら後半ロスタイムに追いつかれてドロー。今日は、その反省を生かした。終了間際でチャンスを迎えたが、サイドでボールをキープし、シュートで終わる。神戸戦ではそれが徹底されずに悔いを残した。「リーグ戦につなげることが大切。しっかり守ることがうちの課題なので、それはできていた」と試合後の宮沢克行。反町監督も「接戦は覚悟していた」と、1点を守ったことを評価した。

 一方、草津は攻め切れなかった。9分、右サイドの佐田聡太郎のクロスに樹森大介がヘディングで合わせるが、枠をとらえられなかった。84分にも佐藤大典がダイビングヘッドを試みるが、惜しくもポスト。効果的なタテパスで攻め込み、ペナルティーエリア付近ではチャンスをつくるが、最後の場面で決めきれなかった。
 もっとも、若手主体の布陣で運動量の多さは発揮した。手塚聡監督が「ボールを奪って速く攻める形ができてきた」と言うように、リーグ戦への好感触は残った。

 1点差で勝敗が分かれたが、ともに手応えと課題を見つけた。新潟・寺川が「次につなげなければ」というように、リーグ戦でこの試合の意味が問われる。


以上

2005.11.03 Reported by 斎藤慎一郎
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