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【第85回天皇杯4回戦:清水vs徳島 レポート】終始試合の主導権を握った清水。久保山のハットトリックで徳島に快勝!(05.11.03)

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11月3日(木・祝) 第85回天皇杯 4回戦
清 水 5-0 徳 島(13:00/日本平/3,818人)
得点者:19' 久保山 由清(清水)、57' 久保山 由清(清水)、62' 久保山 由清(清水)、65' チョ ジェジン(清水)、89' チェ テウク(清水)
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「相手のペースに合わせる展開になりやすい試合だったけど、最初から自分たちが主導権を握って戦えたことが大きかった」と、ベテランの山西が振り返ったように、清水は試合開始から挑戦者の徳島に厳しいプレッシャーをかけてゲームを支配。リーグ戦の合間に入った天皇杯でも気持ちを緩めることなく、清水が立ち上がりを制したことが、大勝の引き金となった。

 前節・名古屋戦からスタメンを1人代えただけでこの試合に臨んだ清水は、中盤の早いつぶしでボールを奪うと、いつも通りトップのチョ ジェジンに当てるボールや、サイドへの速い展開で攻勢に出る。19分の先制点も、チョの落としたボールから太田がシュートを打ち、そのこぼれ球を久保山が押し込むという形。足の状態が万全ではないマルキーニョスの代わりに先発した久保山は、前節でベンチに入れなかった悔しさを見事に晴らした。

 その後も、清水はチョのポストプレーがおもしろいように決まり、兵働や太田だけでなくボランチの枝村も積極的にサポートに入ってサイドに展開。狙い通りの攻めで多くのチャンスを作った。

 一方の徳島は、4バックで対抗したが、DF陣(4人の平均身長175.5cm)が高さで身体の強さでチョ(185cm)に勝てず、さらに中盤のマークも甘くなって、チョが落とすボールをなかなかカットできない。
 「今の自分たちが清水にどれだけ通じるか試そうと考えた」(田中監督)と、あえていつも通りのサッカーで挑んだ徳島だったが、局面局面での1対1に勝てないため自分たちの形が作れず、守備でも完全な3ボランチにするわけでもなく、思いきりの良さよりも、中途半端さのほうが目立ってしまった。
 それでも、フィニッシュではチョを筆頭に粗さが出てしまい、清水がチャンスを決められないまま前半は1-0で終了。シュート数は、清水が10本、徳島が2本だった。

 後半も、リードされた徳島が守備的な戦いに切り換えることはできず、流れは前半と変わらない。12分にチョの左クロスから久保山が再び決めると、さらに清水が攻勢を続けて、徳島の選手を消耗させる。そして17分には、久保山が胸トラップから鮮やかなボレーシュートを決めて、ハットトリックを達成。20分にもエースのチョがようやく決めて4-0。これで勝負はほぼ決まった。

 徳島は、何とか一矢報いようと反撃を試みるが、中盤でポゼッションできず、トップに当ててもセカンドボールをつなげず、攻撃の糸口をつかめない。逆に、無失点で終わろうとして無理をしない清水が、カウンターでチャンスを作る場面のほうが目立った。そうした形からロスタイムにチェ テウクが5点目を決め、その直後にタイムアップ。清水が久しぶりに日本平で大勝し、地元サポーターを喜ばせた。

 もし、徳島が完全な3ボランチにして守備を固め、攻撃はカウンター一発にかけるという戦い方を選んでいたら、これほど一方的なゲームにはならなかったかもしれない。0-0で終盤まで我慢すれば、清水の焦りを誘って金星を得るチャンスもあっただろう。しかし、徳島があえて正面からぶつかり、自分たちの力を試そうとしたことによって、本来の実力差以上に、内容やスコアに差が出たゲームとなった。

 「良い経験ができた」(田中監督)という徳島が、この敗戦を今後に生かせるかどうかに注目してみたい。

以上

2005.11.03 Reported by 前島芳雄
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