11月12日(土)J1 第30節 千葉 vs 磐田(16:00KICK OFF/フクアリ)
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スコアレスドローでPK戦による決着となった5日のナビスコカップ決勝戦に続き、3−2と辛勝した9日の天皇杯4回戦も120分間の死闘となった千葉。今節の対戦相手の磐田は天皇杯4回戦を3日に終えており、特に疲労の蓄積という点で両チームの選手のコンディションには大きな差がある。特に、千葉の選手のなかでもDFストヤノフ、MF阿部勇樹、MF坂本將貴は240分間を戦い抜いた。疲労は極限に達しているだろうが、主力としての重責を誰よりも強く感じている3人はスタメンとしてピッチに立つだろう。また、DF斎藤大輔は累積警告で出場停止だが、天皇杯4回戦でスタメン出場したDF水本裕貴が代わりに出場することが濃厚だ。
対する磐田はMF福西崇史がまだ万全の状態ではなく、出場は微妙のようだが、負傷箇所が癒えたFW前田遼一は4日の練習試合に出場。また、戦列に復帰したMF西紀寛が天皇杯4回戦(4−0で鳥栖に勝利)では2得点をあげる活躍で、好調ぶりを見せつけた。磐田はリーグ戦第29節では広島に1−3と敗れて7位のままで、優勝の可能性は少なくなったが、天皇杯での勝利でチームの雰囲気は好転したようだ。
今シーズンの両チームの対戦成績は、リーグ戦第5節は3−1(得点者は千葉=MF佐藤勇人、斎藤、MF羽生直剛、磐田=カレン ロバート)、ナビスコカップ準々決勝第1戦は3−2(得点者は千葉=羽生、MF中島浩司、FW要田勇一、磐田=前田、DF菊地直哉)、ナビスコカップ準々決勝第2戦は2−2(得点者は千葉=FW巻誠一郎、阿部、磐田=前田、DF金珍圭)で、千葉の2勝1分。千葉としては、雪辱を果たすべく意気込んでくる磐田の攻撃をいかに抑えて、主導権を握るかが勝利のポイントになるだろう。
千葉と磐田はいずれもダイレクトパスを多用して攻撃を組み立てる。中盤で相手のパスワークを寸断し、素早い攻撃を仕掛けられるどうかかがカギになる。MF佐藤勇人やMF山岸智、GK立石智紀など天皇杯4回戦を欠場して疲労回復に努めた選手もいるが、やはり疲労の蓄積が磐田よりも多い千葉は、いつものような豊富な運動量を発揮できない可能性も高い。粘り強く磐田の攻撃に耐え、ここぞというチャンスでスタミナを発揮して得点したい。天皇杯4回戦では2度の決定機を外してしまったFWハースに期待したい。
ナビスコカップ優勝で悲願の初タイトル獲得を達成した千葉だが、斎藤の「初めて優勝して、もっともっと優勝したい気持ちになった」という言葉は、選手全員の気持ちを表わすものだろう。リーグ戦第29節終了時で5位の千葉と首位のG大阪との勝ち点差は5。千葉の得失点差は12でG大阪とは12点も開きがあり、2位の鹿島は20、3位の浦和は22だ。最終節で前述の3チームのいずれかと同勝ち点になっても、得失点差の問題で逆転優勝は難しい場合もありえる。それだけにもう1試合も落とせない千葉の2冠へのラストスパートは、絶対条件である磐田戦の勝利でようやくスタートになる。
以上
2005.11.11 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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