11月12日（土） 2005 J1リーグ戦 第30節
清水 0 - 1 横浜FM　（16:05／日本平／12,286人）
得点者：'62 グラウ（横浜FM）
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●青山直晃選手（清水）：
「3試合目ということで緊張もだいぶほぐれて、良い状態でできるようになったので、自信を持って試合に入った。みんなで声を出して、1人抜かれても周りが助け合うというディフェンスを意識していた。失点は0に抑えなければDFとしてダメだと思うので、0で終れるように、これから修正していきたい。もっともっとやらなきゃいけないと思う。でも、ここで落ち込んでいてもしょうがないので、切り換えて次の試合に全力を尽くすだけです」

●兵働昭弘選手（清水）：
「前半は良い形で結構チャンスを作れていたから、ああいうところで決めないといけない。相手も2年続けてリーグを制覇しているチームだけあって、後半は修正してきて、結局こういう形になってしまった。（守備に関しては）FWの選手から良い感じでプレッシャーがかかっていたので、コースが限定されて、良いポジショニングから良い守備ができていたと思う。前向きにプレッシャーをかけられていたのが良かった。前半の最初は、まず相手に激しいプレッシャーをかけて主導権を握ろうと、常に心がけているが、そういうところが今日の試合もよく出ていたと思う。ただ、奪った後で、数的同数とか数的優位の状況で攻撃できているのにも関わらず、シュートで終れなかったり、センタリングが上がらなかったりという面があった。その辺の奪ってからの攻撃の質というのを、もうちょっと高めていかないと、なかなか点につながらなくて、こういう試合展開になってしまうと思う。最後のひとつのプレーをもう少し大事にしなければいけないと思う。（次の柏戦に向けて）1週間あるので、まずは今日の試合の反省をしっかりやって、自分たちのサッカーを貫こうということをやっていけば、かならず良い結果は出ると思うし、信じてやるしかない」

●高木和道選手（清水）：
「ラインを上げてコンパクトにするというのは意識していたし、前半からできたと思う。相手も出しどころに困っている感じがあったし、裏の長いボールだけ気をつけていれば良かった。ただ、後半は引いたFWに対してルーズなところが少しあったと思う。攻めている時のうちのディフェンスのポジショニングをしっかりしていれば、もっとセカンドボールを拾えたと思うし、相手のFWのところでつぶせたと思う。それで、簡単に（FWに）前を向かれたりして苦しくなる部分があった。その辺は90分を通してもっとやれるようにしたい。今日の試合も落としたらダメな試合だったけど、今日のようなサッカーを続けて、あとはフィニッシュの精度を上げていくだけだと思う」

●西部洋平選手（清水）：
「（失点は）僕のミスです。（クロスを）取りに行ったけどつかみきれなくて、混戦になったところを押し込まれてしまった。ただ、守備全体のコミュニケーションは良かったと思うし、個々の持ち味というか、役割もみんなしっかりやってくれていた。本当に失点のところだけだと思う」

●マルキーニョス選手（清水）：
「今日はすごくバランスのとれたゲームができたと思うし、チャンスもあったが、それを決めきれなかったために、残念ながら負けてしまった。それがサッカーだと思う」

●上野良治選手（横浜FM）：
「（後半の得点シーンは）マグロンがいいディフェンスをしてくれたので、そのまま行ったらタツ（久保）が開いていたから（そこにパスを出した）。清水が前半けっこう来ていたから、いずれバテてくると思っていたので、（自分たちは）そのまま維持していこうと思っていた。1点リードした後も、時間も早かったし、守りに入るということはなかった。できれば、もう少し点を取りたいが…」

●河合竜二選手（横浜FM）：
「前半は向こうの守備がすごくコンパクトで、それなのにうちは足元でつなごうとしていたので、それを悪い形でカットされていた。パスの出しどころも消されて、前半は耐えるしかないなという感じだった。もっとスペースに放り込めばチャンスは生まれただろうと、結果論だけど後になって感じた。守備に関しては、清水の攻撃がロングボール主体だったので、楽な面もあったし、こぼれ球だけ注意していた。みんなの共通意識がうまくいけば、今日のように機能すると思う。先取点を取れたことも大きかったけど、0点に抑えられたという結果はうれしい」

Q：今後の課題は？
「プレッシャーがきつい中で、裏に蹴るのか、つないでいくのかというところだと思う」

以上