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【KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005 - Go for 2006! -日本代表vsアンゴラ代表 レポート】相変わらずの決定力不足を露呈し、年内最後の代表戦は1−0の辛勝。(05.11.17)

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●KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005 - Go for 2006! -
2005/11/16(水)19:22キックオフ/国立競技場/52,406人
日本代表 1−0 アンゴラ代表
【得点】90'松井大輔(日本代表)

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一言で言えば辛勝。試合の流れ、決定機の数では相手を凌駕しながら試合終了間際の1点に止まる。課題とした守備に関しては完封という結果は残したものの攻撃陣は明らかに消化不良の1試合。それは何よりも試合後、スタンドに挨拶にまわる選手たちの控えめな表情から伝わった。2005年、最後の代表戦はそこで得た課題こそが収穫と言わざるを得ない内容に終わった。

気温11度。冬の訪れを実感させる寒空のもと、平日にも関わらず集まった52,406人の観衆が見守る中、19時22分、試合はキックオフを迎えた。ピッチに立った11人は、以下の通り。GK川口、DF中澤、宮本、田中、ボランチ稲本、中田英、右サイド駒野、左サイド三都主、トップ下中村、2トップに高原、柳沢。直前二日間のトレーニング時と同じメンバーでスタート。一方のアンゴラはメンバー招集の関係上、通常の4−4−2ではなく4−2−3−1のシステムで臨んだ。

中村が運動量を見せ、中田英がその一枚後ろでコントロールすることにより中盤は掌握したものの、簡単なミスと決定力不足が目に付いた前半。特に「久しぶりの3バックだったため」(ジーコ監督)ディフェンスからのフィードがことごとく相手の足もとに入り、速攻をくらうシーンが繰り返される。中盤で中田英から中村が流れるような連携を如何に見せても、バックラインでミスが続けば簡単にピンチは訪れる。遠めでも積極的にシュートを放つアンゴラの選手たち。ただ相手のシュートの精度のなさ、川口のファインセーブに助けられる。また前線でも高原のシュートが11分、27分と2度もバーに嫌われるなど不運にも見舞われる。「こういう試合こそ地に足をつけなくてはいけないのに、前へ前へとなってしまった」と川口の目には映った。徐々に相手ボランチ・フィゲイレドのミドルシュートが打たされていたものから得点を狙ったものになり、意識して崩しにくる両サイドに苦しめられるようになる。

後半に入り、アンゴラは「日本の弱点、サイドを付く」(ゴンサルベス監督)攻撃を仕掛けてくる。開始早々から日本の左サイドをつきマウリト、フィゲイレドらが強烈なシュートを放つようになる。ペースを握られかけ「チームのために下がらない」と決意を前日口にしていた中村も守備に追われ出す。そんな中66分、ジーコ監督は田中に代え、右サイド松井を投入。駒野を一枚下げシステムを4バックに変更。後半に入り流れの悪くなった中盤をその松井が一変させる。また、前半おしこまれ気味だった駒野からも時間がたつ毎にクロスが入るようになり、まさにあとはフィニッシュだけという状態。しかし、それでもなかなか得点は入らなかった。

終わってみればシュート数そのものは日本の15に対しアンゴラは14。拮抗した数字ではあるが、「たくさんシュートも打たれたけど、打たせていた時と打たれた時があった」と中村が振り返ったように、アンゴラのシュートには一か八かのミドルレンジからのシュートも少なくなかった。一方日本は中盤を崩しての柳沢のシュートや、セットプレーから中澤のヘディングなど「惜しいけど惜しいではダメ」(高原)というシュートが多く、欲求不満のたまる内容に終始した。

最終的には試合終了間際の90分、攻守にフォアザチームの動きを見せ続けた中村が、右サイド駒野からのスローインを運んで左サイドにクロスをいれ、それを柳沢が頭でつなぐと、ゴール前で待ち構えていた松井のヘディングが決まる。そして、直後に笛がなり試合は終了した。

90分で露呈した明らかな問題は相変わらずの決定力不足。「今日もみんなで話したが、自分たちの課題は自分たちが一番よく知っている。フィニッシュの問題で、これは誰がFWだとかMFだということではなく、あれだけゴール前に攻め込んで決定的に崩せた場面があったのに決められない。技術面というよりは、精神的なもので、絶対にゴールに入れるという貪欲さとゴール前での落ち着きが大事だと思う。これは、各クラブに戻ってから練習に取り入れるように話した」とジーコ監督。チームに持ち帰って各々が向きあわなくてはならないようだ。

「課題をポジティブにとらえてそれを自分の力にするという作業が必要」と川口の落ち着いたコメントが響く試合になってしまった。

以上

2005.11.17 Reported by 了戒美子
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