11月20日(日) 2005 J1リーグ戦 第31節
横浜FM 3 - 1 広島 (14:00/日産ス/23,846人)
得点者:'9 駒野友一(広島)、'21 久保竜彦(横浜FM)、'23 グラウ(横浜FM)、'41 グラウ(横浜FM)
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横浜FMは中澤が負傷欠場も、中西・松田・河合で組むディフェンスライン。堅固さは極端に落ちない。一方の広島は主戦のジニーニョが出場停止で4バックを選択した。
立ち上がり、ペースを握ったのは広島。実直にボールと相手に寄せてはコースを消しての繰り返し。ボールを前に動かさせない。シュートの意識も高く、攻撃の最後はシュートでとばかりに、遠目からでも果敢に狙っていく。3分には高柳のパスから李が右足シュート。低いライナーがワクをとらえた。だから9分のFKからの先制も、納得できる流れ。強引なドリブル突破で得た好機を駒野がグラウンダーのキック。これがブラインドになる格好でネットに吸い込まれていった。
ここまでは広島のプランどおりだったはず。先制点まで生まれたのは、予想以上の展開といえる。その後、やや盛り返した横浜FMだが決定的なチャンスメークまでの道筋は見えていなかった。14分の久保のヘッドからグラウが詰めたシーンも、19分の久保が右足で狙ったところも、広島守備陣はシュートコースを空けずにしっかりケアができていた。
転機は20分、横浜FM・岡田監督のシステムチェンジ。通訳を左に従えて、2〜3分前からテクニカルエリアに出て来ていたのだが、それがやっとピッチに伝わった。上野をワンボランチにして右前にマグロン、左前に山瀬功。扇型にしてバランスを整える。結果的に、このシステム転換が特効薬になったといえるだろう。
ゴールのプロセスは、個人の力だった。田中隼のディフェンスの間に落とすクロス。「久保に対するマークの問題ではなく、その前にもう一歩詰めておけなかったのか」と広島・小野監督が悔やんだが、これは田中隼をほめるべきのピンポイントクロスだった。そして、受ける久保のジャンプの滞空時間が威力とタメとタイミングをもたらした。ボールはゴールの右スミへ。スーパーゴールの余韻と残像。久保の完全復活といってもいい。
この一発が広島の動揺をもたらしたか、その2分後に2点目の逆転シーンが訪れる。ディフェンスの横パスを拾った久保が、前を走ったグラウへパス。コンビネーション、ゴールへの鋭いアプローチ。グラウが難なく決めた。前半41分の3点目も、久保の存在が光った。山瀬功のスルーパスを受けた久保。ここからの走り出し、動き出しのスピードが素晴らしかった。これを止めた広島のファウルはPKの判定。キッカーのグラウが左から大きく回りこんだ助走で左スミに決めた。横浜FMは、3−1とリードを広げて前半を終了した。
後半、広島のシュートはゼロ。ハーフタイムで「積極性」を強調し、前田などを投入したが、2点をリードされた展開からの巻き返しはチームカラーとはマッチしない。少なくとも同点からの勝負としたかった。一方、62分にはドゥトラのライナークロスを久保がヘッドでミートしたがワクをとらえられず、その2分後、至近距離からの上野のシュートが左ポストを強打してしまうなど、後半はノーゴールに終わった横浜FM。「ダメ押し点を奪えないところは、まだまだ」と岡田監督は気を引き締めたが、そうそうシュートがネットに到達しない不条理も、実は岡田監督は承知しているはずだ。ディフェンスも、松田が存在感の大きさを発揮。ゴール前での強さ、明確なクリアで若いチャレンジを封じて見せた。横浜FMは着実に「らしさ」を取り戻しつつある。
以上
2005.11.20 Reported by 池田博人(インサイド)
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第31節 横浜FM vs 広島 レポート】横浜FM・久保が完全復活の同点ゴール。広島は、先制点を挙げるも逆転負け。(05.11.20)
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