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【J1:第31節 神戸 vs 大宮 レポート】神戸、無念の敗戦で、J2降格圏内の17位以下が確定。(05.11.20)

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11月20日(日) 2005 J1リーグ戦 第31節
神戸 0 - 1 大宮 (14:04/神戸ウイ/11,600人)
得点者:'74 森田浩史(大宮)
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 『俺達ノ行ク道ハタダヒトツ残留!』『見せたれ火事場のクソ力!』・・・神戸サポーターの胸にある思いが横断幕としてピッチに掲げられ、キックオフ前から、はち切れんばかりの声援が途切れることなくスタジアムに轟く。バックスタンドにはパネルを掲げたサポーターが『12』の人文字。その思いが、届かないはずはない。しっかりと受け止めた選手たちが、全員の思いを背負い『負ければ17位以下が確定』の大宮アルディージャとの決戦のピッチに立つ。寒空にも関わらず、神戸パベル監督は前半、気合いが感じられる半袖のポロシャツ姿だ。
 ただ、この重要性を感じているのは、いまだ残留争いの渦中に立たされている大宮も同じ。ここ2試合の連勝も、その危機感に後押しされた面もあるはずだ。

そんな両者のぶつかり合いとなれば、キックオフから激しい戦いになるのは当然のこと。序盤は共に集中した守備から攻撃を仕掛け、サイドを使った展開から、相手ペナルティエリア近くで積極的にシュートを放とうとする姿勢が伺える。神戸は、先発復帰のMF三浦をはじめ、MF小島、MFイヴォらが起点となり、前線のFW播戸、FW栗原へ。対する大宮は、MF久永、MF藤本の両サイドから、移籍後リーグ初先発を果たした好調FW若林、FWレアンドロら高さのある前線にクロスボールが放り込まれる。セットプレー時にのDFトニーニョの高さ、強さが感じられる攻撃参加も迫力満点だ。そうして、前半の中ごろから大宮が徐々にゲームを支配。前半終了間際の44分には、左サイドのMF藤本の浮き球にMF久永が頭であわせるが、久永がオフサイドポジションをとられてノーゴールに。結局、0-0とスコアレスのまま前半を折り返す。

 両者共にメンバー交代なく迎えた後半だが、神戸は開始わずか8分で、第17節以来、約4ヶ月ぶりの先発出場となったDF丹羽に代えて、MF朴を投入。
サイドに運動量の豊富な選手を入れて新たな攻撃のアクセントを見い出す。更に58分にはMF小島に代えてMF遠藤を、63分にはFW栗原に代えてFW和多田を投入。次々と3枚のカードを切って勝負に出る。ちなみに、ハーフタイム時点で、神戸の残留を左右する『柏VS清水』戦で柏がリード。つまり神戸は引き分けではJ2降格圏内の17位以下が確定する(注:神戸が引き分けた場合、柏が清水に引き分け以上で神戸の17位以下が確定)だけに、前がかりの戦いを強いたパベル監督の勝負は、それを意識してのものでもあったと言えるだろう。

 だが、先制は大宮。74分、ゴール前ほぼ正面からMF藤本が蹴ったフリーキックを一旦、壁で弾き返した神戸だが、そのこぼれを拾ったMFディビッドソン純マーカスが右サイドからクロス。それをFW若林に代わって72分に投入されたばかりのFW森田があわせてゴールを叩き込む。0ー1。神戸は絶体絶命の窮地に立たされる。

 とはいえ、選手たちに諦める様子は微塵も感じられない。『勝てばいい』・・・今週1週間、選手の誰もが口を揃えて言い続けた言葉を体現するかのうように、 前を向き続け、ゴールを目指す。だが、刻一刻と時間は過ぎ、時計はロスタイムに突入。3分という表示に焦りを見せる神戸の選手たち。何度も、何度も前線へとボールを放り込むが、ことごとく大宮DFに弾き返され決定的場面を作り出せない。神戸の選手がボールを持つたびに、悲鳴に近い声援が後押しするものの、1点が遠い。

 そして・・・。無情にも0-1のスコアは動くことがないまま、試合終了のホイッスル。その瞬間、今季チーム内では最長の出場時間を誇りチームを最後尾から鼓舞してきた副キャプテンDF北本がピッチに崩れ落ちる。また、これまでどんな状況に置かれようとも一度も下を向かず、前を向いて仲間を、自身を鼓舞しながら『残留』を目指して戦ってきた、キャプテンMF三浦の目からは、涙が流れた。

以上

2005.11.20 Reported by 高村美砂
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