11月23日(水) 2005 J1リーグ戦 第32節
東京V 0 - 0 名古屋 (15:03/味スタ/11,506人)
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敗戦すればもちろん、引き分けであっても残留争いのライバル・柏の結果によっては自動降格の決まるゲーム。ゴール裏を埋め尽くした東京Vサポーターは「絶対残留」の文字が刻まれた横断幕を何枚も掲げた。
早くも開始5分、戸田からのボールをワシントンがGKと1対1の状況でシュートを放つ。これはGK楢崎にセーブされるが、やはり立ち上がりから積極的な東京Vがチャンスを作る。一方、名古屋のチャンスは6分、クライトン、藤田と繋いだボールを鴨川がDFをかわしシュート。これは枠を捉えなかったが、東京Vを一瞬ヒヤリとさせた。しかし前半、決定的だったのはこのシーンぐらいか。28分の藤田のヘディングシュートもあったが、他のシュートはほとんどが遠目から狙ったもので怖さはなかった。「選手に固さもあって、攻撃の糸口を見つけることができなかった」と中田監督。しかし名古屋は「相手に仕事をさせないことを第一にしていた(藤田)」という守備で粘りを見せた。東京Vがボールを回し形を作るも、DF陣がクロスボールをことごとくはじきかえし、シュート場面を作らせない。
その名古屋の守備意識の高さは、東京Vが完全にゲームを支配した前半30分以降も崩れることはなかった。34分の東京Vのビッグチャンス。柳沢からワシントンとジウが待つゴール前に絶妙のクロスが入るが、二人には名古屋DFがしっかりとついて対応、ボールに触れることもできない。そして東京Vが更に決定的なシーンを逃したのは40分。小林大悟がボックス内でDFをかわし、ワシントンにドンピシャのクロス。高い打点でヘディングシュートを放つが、枠を外してしまった。「普段なら絶対に決めてくれていた」と試合後の小林大悟。この試合の持つ意味の重さと名古屋の執拗な守備に、さすがのワシントンも気持ちを乱されたのだろうか。前半ロスタイムには今度はゴール前でワシントンがシュート体勢に入るが、3人の名古屋DFに囲まれ打てず。幾度かの決定機を迎えた東京Vだが、ここ数試合と同様に決めきることができないまま前半を終えることになった。
ハーフタイム時、広島と戦っていた柏も0−0のまま。当然その情報はバドン監督の耳にも入っていたが、その時点では「あまり意味のないもの(バドン監督)」。東京Vは後半も「勝ちにいく」ことに変わりはなかった。
対する名古屋も「なんとか勝ち点3を取ろうと(中田監督)」、後半からクライトンに変えスピードのある杉本を投入、東京Vのバックラインの裏への狙いを更に強くする。すると58分、中央から前線に送ったボールに、杉本が抜け出して左足シュートという狙い通りの攻撃の形を見せる。これ以降も数回チャンスはあったが、フィニッシュの精度が悪く決めることができない。
後半に入りシュートシーンが減った東京Vは、66分、玉乃に替えて町田を投入、ゴールに近い位置でプレーする選手の人数を増やす。これでワシントンにボールが入りやすくなると77分、この試合最大のチャンスが訪れる。小林慶行のパスを受けたワシントンがゴール前で得意の振り向きざまシュート。決まったかと思われたがこれがポストを直撃、スタジアムの歓声は一斉にため息に。
「あれが試合のキーポイントだった」と名古屋・中田監督は振り返った。しかし現実は残り10分を切ってもスコアは0−0、東京Vの選手の表情からは焦りの色が見え始める。名古屋には「引き分け以上」でも残留確定の可能性があるため、最悪このままでも、という考え方もあるが、東京Vはそういうわけにはいかない。バドン監督は84分、残り時間での得点の望みをかけて森本を投入。パワープレーに出るも、結局最後まで得点を奪うことはできなかった。
その頃柏vs広島もスコアレスドローで終了。途中経過の情報は選手達には伝わっておらず、「ドローのままで終わるのはすごく不安だった」と小林大悟。ホイッスルの瞬間、ベンチを確認した東京Vの選手達の目に飛び込んだのは「柏も引き分けた」というチームスタッフの合図だった。
これで東京Vは3日後の柏との直接対決へ残留への望みを繋げた。名古屋は残留が確定、来季に向けた新たなスタートが始まる。
以上
2005.11.24 Reported by 高木聖佳
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第32節 東京V vs 名古屋 レポート】名古屋残留確定。東京Vは次節・柏との直接対決に望みを繋ぐ(05.11.23)
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