11月23日(水) 2005 J1リーグ戦 第32節
川崎F 0 - 2 磐田 (15:01/等々力/15,430人)
得点者:'24 前田遼一(磐田)、'88 カレンロバート(磐田)
----------
「空色決戦」となった川崎Fvs磐田戦だが、チームカラーこそ似ていても、ハッキリと明暗が分かれた試合内容となった。両チーム共に前節を「決定力」の差で落としていた。川崎Fはそれまで続いていた「得点力」を取り戻すこと、磐田は6試合連続無勝利というチームワーストタイ記録の直中にあり、何としても勝利という「結果」を目指して試合に挑んだ。
立ち上がり15分、ゴールがより近く見えたのは川崎Fだった。速い攻撃で、まだ安定しきらない磐田DFの隙を衝こうと中村、久野、マルクスからFW我那覇、ジュニーニョへと幾度となくボールを送り込みチャンスを作った。だが、先取点を奪ったのは磐田だった。磐田にとって約1ヶ月ぶりの先制ゴールが生まれたのは前半24分。成岡がペナルティエリア付近やや右でカットしたボールを服部が拾い、ダイレクトで中山に出すと左の前田へスルーパス、GK相澤と1対1となったところを落ち着いてゴール右隅へ流し込んで0−1。磐田はのどから手が出るほど欲しかった先制点を手に入れ、気持ち的に優勢にゲームを進めていく。
成岡の中盤高い位置でのパスカットが冴え渡り、そこから右の太田、左の村井へつないで速攻という形で、その後も無理をせずゴールを狙い続ける。一方、失点した川崎Fもボールを奪うとジュニーニョ、マルクス、我那覇へと縦パスを出し、磐田ゴールを脅かす。両チームともそれぞれの狙いとする攻撃の形はできていたが、共に決定機は訪れず0−1のまま前半を終える。
後半、磐田は腰痛を発症したDF鈴木を交代させるが、この試合DFをベンチに入れていなかったためMF名波を入れる。キックの精度の高い名波から繰り出されるセットプレーからの決定的ピンチが増えた感はあったが、川崎Fとしては「後半、人もボールも動かせるようになって、みんながよいポジショニングを取れるようになり、タメも作れるようになった」(中村)の言葉通り、リズムをつかむことに成功した。後半の10分前後は流れは磐田にあり、太田のクロス、積極的なミドルシュートからピンチを招くが、20分過ぎからは完全に川崎Fがペースを握り、あとはフィニッシュを待つばかり。
ついに40分過ぎから川崎Fの矢のような攻撃が始まる。GK川口のファインセーブなど不運な部分もあったが、決定的だったのが後半41分。途中出場の磐田・カレンのドリブルを自陣ペナルティエリア内で奪った川崎Fはそのまま速攻へ移り、右サイドから飛び出した我那覇に抜かれそうになったところをGK川口が飛び出してセーブする。だが、こぼれたボールをジュニーニョが走り込み、フリーでシュートするが、ボールはゴールバーを大きく越えていった。スタジアムからは大きな悲鳴が轟いた。
「自分たちの攻めている時間も長かったし、やられたというよりは、自分たちのミスで自滅してしまった」(DF伊藤)結局、川崎Fは15本のシュートを放ちながらも2試合連続の無得点。前節同様「決定力不足」に再び泣かされる結果となってしまった。
磐田は後半43分、金のフリーキックからのロングボールを中山が背中に相手DFを背負いながらも頭で落とし、それをカレンが右足でシュートを決め0−2。「決勝点だと思ったので、いつも以上にうれしかったです」(カレン)勝敗を決定付ける瞬間を、両手を広げて喜んだ。決定力不足が解消された、とまでは言わないが、「まずは先制点」そして「何より勝利」という磐田の強い信念に軍配は上がった。
「悔しいなぁ…」ゲーム後唇を噛みしめた中村。つぶやくように口にしたわずかな一言で、想いの深さがひしひしと伝わってきた。クラブが掲げる「5位以内」の目標達成まであと1つ。この悔しさをバネに、残り2試合必勝を誓う。
以上
2005.11.22 Reported by 上岡真里江(ビットマイスター)
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第32節 川崎F vs 磐田 レポート】「空色対決」は、無勝ワースト記録更新の危機にあった磐田が『勝つこと』への強いこだわりをみせ、見事に制する。(05.11.23)
- 開幕招待
- 国立招待
- J.LEAGUE ALL-STAR DAZN CUP
- 熱き一枚を手に入れろ
- ベイブレードコラボ
- 明治安田のJ活
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ フライデーナイトJリーグ
- 2025 移籍情報
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- NEXT GENERATION MATCH 2026
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
















