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【J2:第43節 鳥栖 vs 札幌 レポート】ホーム最終戦を飾る事ができなかった鳥栖。今季はホームで苦戦続き・・・確実にチャンスをモノにした札幌。次節につながる内容でアウェイ戦を終了。(05.11.26)

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11月26日(土) 2005 J2リーグ戦 第43節
鳥栖 0 - 2 札幌 (13:05/鳥栖/8,107人)
得点者:'24 砂川誠(札幌)、'31 池内友彦(札幌)
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シュート数は同数の9本ずつ。しかし、CKは15本も鳥栖が上回った。FK数も鳥栖が札幌を上回った。流れを引き寄せるチャンスは鳥栖に軍配が上がった。しかし、結果は札幌が無失点で勝点3を手にした。

「内容は決して悪くは無かった。」(鳥栖/松本監督)
「1点入っていれば、勝てる試合だった。」(鳥栖GK/シュナイダー潤之介)
「リズムを握っているのにやられてしまった。」(鳥栖MF/飯尾和也)
と選手ならずもこの日鳥栖スタジアムに集まった8,107人のサッカーファンは思ったに違いない。データが示すようにチャンスは鳥栖にも札幌にも訪れたのだが、確実にモノにした方が勝点を得た。

立ち上がりから鳥栖はアグレッシブに前線からプレッシャーをかけに行った。5枚のMFを並べる札幌に数的不利を運動量で主導権を握る作戦だ。結果、CK・FKを失点する24分までに10本得る事ができた。DFラインを高く押し上げ、全体をコンパクトに絞り、MF高林・濱田の展開力が生きていた。が、24分の失点を境に前半の流れを札幌が握ってしまう。

中盤でボールをまわし続け、FW相川から右サイドの岡田につないだ。岡田がドリブルで仕掛けると、鳥栖の左DF高地が積極的にボールを奪いに行った。積極的なプレーは決して悪くはないが、残されたDFには準備する時間が無さ過ぎた。岡田が放ったセンタリングは、必死のクリアにもかかわらず札幌MF砂川の足元に入り、豪快なシュートを決められてしまった。

今季の鳥栖は、先制点を奪われると持ち前のアグレッシブさが消えてしまう。札幌が自由にボールを回し、鳥栖は後追いで後手を取る。31分には、「注意していたセットプレーで・・・」(鳥栖DF/高地系治選手)追加点を札幌が上げる。ペナルティアーク付近でボールを待ち受ける札幌DF池内が左右にステップを踏んでマークをはずしゴール前に飛び込むと、砂川からのボールがピンポイントで入ってきた。この追加点で流れは札幌に傾き、鳥栖は更なる重圧を受ける事になる。

後半に入ると、鳥栖は両サイドDFを高めに位置し、攻撃的な布陣をとる。奈良崎・竹村・佐藤と攻撃的な選手を送り込み、奪ったボールを前線へ送り続けた。中盤でのボール回しには札幌に分があるものの運動量とスピードある選手で好機を演出する。が、札幌DF曽田の高さに跳ね返され、CKではFW清野が数多く自陣ゴールを守った。後半だけで18本のセットプレーを得た鳥栖でも最後まで札幌ゴールを割る事はできなかった。

今季のホーム戦を5勝7分け10敗と大きく負け越して終了した鳥栖。だが、昨年と比べホーム入場者数は2倍以上に増えた。多くの人に支えられ、鳥栖は生まれ変わった。この日も、試合前には地元商工会の協力で盛大なイベントが模様されていた。試合後の感謝セレモニーでは、拍手と歓声がいつまでも続いた。『Jリーグ100年構想』の地域密着が確実に芽生え育ち始めていた。戦い終えた両チームの選手・チームスタッフ、それに審判が、互いに硬い握手でフェアプレーの精神を称えあい、労をねぎらった。サッカーファミリーが確実に広がって行っている光景だ。

今季も残り一試合を残すのみとなった。最後の一試合を有終の美で飾れるよう、両チームとも頑張って欲しい。

以上

2005.11.26 Reported by サカクラ ゲン
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