今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【第85回天皇杯5回戦:G大阪 vs 柏 レポート】G大阪が粘る柏を突き放し、準々決勝へ!(05.12.17)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
第85回天皇杯5回戦 12月17日(土)
G大阪 5−3 柏 (13:02キックオフ/神戸/6,618人)
得点者:50’寺田紳一(G大阪)、61' 鈴木達也(柏)、62’鈴木達也(柏)、74' 大黒将志(G大阪)、79' 大谷秀和(柏)、85' アラウージョ(G大阪)、87' 松波正信(G大阪)、89' アラウージョ(G大阪)
----------

今大会に対するモチベーションの難しさなのか、リズムの感じられる時間帯が少ない前半を戦った両者。シュート数ではG大阪11本に対して柏4本と、G大阪が上回ったが、内容的には『何となく』G大阪がボールを支配してリズムを見い出している、というような印象の展開。MFフェルナンジーニョが出場停止、MF二川らがケガで離脱していることもあって先発に起用された若いMF寺田やMF松下らが、フレッシュな動きを見せるものの、Jリーグ チャンピオンが降格チームを『圧倒する』といった絶対的な雰囲気は感じられないまま、前半をスコアレスで終え、勝負は後半へと持ち越される。

その前半の沈黙が嘘のように後半は点の取り合いに。先制はG大阪。「先手を取らなきゃダメだ!テンポをあげていけ」という西野監督の指示で試合に向かった60分、右サイドからセンタリングをあげたのようにMF寺田が放ったボールがそのままゴールに吸い込まれて先制。リーグチャンピオンのプライドがようやく示される形でG大阪が沈黙を破る。

だが、今日の柏は甲府戦で先制され、大敗した柏ではなかった。それを証明するかのように、カウンターからチャンスを見い出すと、61分にはMF鈴木が左から中にドリブルで持ち込んでシュート。ゴールネットを揺らし同点に追いつき、更にその1分後の62分にも、カウンターから右サイドを駆け抜けたMF矢野のセンタリングにMF鈴木が左ポスト前であわせて1-2。気迫の感じられる攻撃を展開し、逆転に成功する。しかも、74分にはG大阪のエースFW大黒に同点に追い付かれたにもかかわらず、その5分後の79分にはMF大谷が決めて再逆転。驚異的な粘りをみせG大阪を苦しめる。

だが、ここからが、いかにも今季のG大阪を象徴する展開。2-3と1点のビハインドを負う中、点を取りに行く姿勢をしめしたG大阪は、39分、「1-1の状態からフィニッシュをとられたり、判断を過ったり、足のダメージもあってだろうが、彼らしくないプレーが見られた(西野監督)」こともあって、DF宮本に代えてFW松波を投入。DFラインを4バックに変え、攻撃の枚数を増やして残り5分への意欲を見せる。すると、松波投入直後の85分。この試合がラストゲームになるFWアラウージョが左足を思いきり良く振り抜き同点に。勢いづけると、87分にはそのFW松波が同じく左足で逆転弾。4-3と一気に試合をひっくり返す。

そうなると、G大阪の勢いは留まることを知らず。得意の『攻撃力』が炸裂する形で、ロスタイムの89分には再び、FW松波のパスに走り込んだFWアラウージョが、再び左足でのゴールを決めて5-3。ロスタイムを含めても10分に満たない時間帯の中で3ゴールを量産して柏の息の根をとめたG大阪が試合をものにして、C大阪との準々決勝へと駒を進めた。

試合後、この試合が日本でのラストゲームにになるFWアラウージョがサポーターへの感謝の気持ちを込めてゴール裏前へ。そこから、メインスタンドまで、別れを惜しむかのように手を振り続ける姿が。それに応えるかのうように、サポーターもまた、今季の『攻撃力』の象徴的存在であったFWアラウージョに向かって惜しみない拍手を送っていた。

以上

2005.12.17 Reported by 高村美砂
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着