●第85回天皇杯決勝
2006年1月1日(祝)14:00キックオフ/東京・国立競技場
浦和 vs 清水
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25年ぶりに天皇杯ファイナリストとなった浦和レッズ。Jリーグ、ナビスコカップと2つのタイトルを逃してきた彼らだけに、今季ラストタイトルを是が非でも獲りたいところ。29日の準決勝・大宮アルディージャ戦では2度もリードしながら追いつかれ、延長に持ち込まれたが、最終的には『圧倒的な個の力』で相手を振り切った。長谷部誠や山田暢久、三都主アレサンドロらを揃える攻撃陣は華やかで、得点力もある。清水エスパルスとはサイドをめぐる攻防が1つの焦点になるだろうが、それに対する自信もある。唯一、懸念材料があるとすれば守備だろう。田中マルクス闘莉王、内舘秀樹らを欠く最終ラインは大宮戦でも2点を失っている。この課題をしっかりとクリアできれば、勢いに乗る清水といえども決して怖くないはずだ。
2006年ワールドカップイヤーの幕開けを飾る第85回天皇杯決勝が明日元日の14時から東京・国立競技場で行われる。この大舞台にコマを進めたのは浦和と清水。今季開幕前からJリーグ優勝候補筆頭に挙げられながら、エメルソンの離脱などがあって期待通りの結果を残せなかった浦和の選手たちは非常にモチベーションが高い。一方の清水もJ2降格争いを強いられたが、シーズン終盤から兵働昭弘、枝村匠馬、青山直晃ら若手が台頭。彼らによって勢いを取り戻したチームは今、着実に調子を上げてきている。
とはいえ、個人能力やチーム完成度、高いレベルでの試合経験を考えるとやはり浦和が一枚上だろう。今季2度のリーグ戦の対戦成績も3勝1分と負けなしだ。今の浦和は闘莉王や田中達也といった主軸をなすべき選手を欠いているが、代わってピッチに立つベテラン岡野雅行や若い細貝萌らが奮闘。十分に穴を埋めている。ポンテとマリッチの両外国人選手も好調をキープ。大宮戦でも2人のホットラインから先制点を奪っている。これはブッフバルト監督にとっても心強い材料だ。
指揮官はこの天皇杯を3−4−2−1システムで戦ってきた。2列目に山田とポンテを並べてより中盤を厚くし、1トップに入るマリッチによりいいボールを供給しようという狙いがあるようだ。中盤でタメを作る時間が長くなればなるほど、右サイドの岡野、左サイドの三都主がオーバーラップできる回数も増える。大宮戦でも2人は頻繁に攻撃に絡んでいた。清水戦でも両アウトサイドからの攻めが1つのカギを握るだろう。
『堅守速攻のサッカー』を標榜する清水・長谷川健太監督だけに、大宮同様、最終ラインと中盤をやや下げ気味にしてここでボールを取る戦術を徹底してくるはずだ。セレッソ大阪との準決勝でも手堅い守りで120分の戦いを制している。浦和にしてみれば相手の術中にハマることだけは避ける必要がある。特に注意すべきなのが山田やポンテ。中央でボールを持ちすぎる傾向が強い2人のところでミスが出ると、一気に兵働昭弘、チェ・テウクの両サイドへ展開され、長身FWチョ・ジェジンにつながれる恐れがある。これこそが今季の清水の得点パターン。この形にチーム全体として大いに警戒しなければならない。
相手のよさを出させないためにも、浦和はできるだけサイドを使ったサッカーをすべきだ。山田やポンテはスペースがあれば強引に前線に出ても構わないが、密集している状況では相手を引きつけて簡単にボールをさばきたいところ。彼らがスペースを空ければ、背後から絶好調の長谷部も飛び出せる。日本代表候補に選ばれたことで若きMFは輝きを増している。「サイドばかりにこだわると相手に読まれる可能性があるので、中を使いながらやりたい」と本人も頭を使ったサッカーを狙う。2006年ドイツワールドカップ最終候補メンバーに滑り込むためにも、彼の際立ったパフォーマンスを見せてほしい。
今回は残念ながらボランチ・鈴木啓太が出場停止。けれども日本代表候補入りした経験を持つ酒井友之が控えている。長谷部も「酒井さんとは何度もやっているし問題ない」と話す。メンバーは多少なりとも変化するが、浦和らしい多彩な攻撃パターンを繰り出して早い段階で先制点を取れれば、精神的に優位に立てるのは間違いない。大宮戦ではリードした後、守りに入ってしまい、相手にスキを突かれたが、能力の高い選手たちのことだ。3日前のゲームをいい教訓にできるだろう。特徴の『攻めるサッカー』を90分間貫き続けられれば、自ずからタイトルは見えてくる。
ファイナルのチケットはすでに完売。国立競技場のスタンドの7〜8割を占めるのは真っ赤なサポーターに違いない。圧倒的多数の応援を背中に受ける選手たちは心強く、モチベーションもより高まるだろう。このスタジアムで2003年ナビスコカップでタイトルを獲った時の再現を、熱狂的なサポーターたちは今か今かと待ち焦がれている。
明日のスタメンを予想すると、GK都築龍太、DF細貝、堀之内聖、坪井慶介、ボランチ・酒井、長谷部、右サイド・岡野、左サイド・三都主、2列目・ポンテ、山田、FWマリッチという大宮と同じメンバーだろう。対する清水もC大阪戦に出場したメンバーをベースに4−4−2の布陣を採ってくると見られる。が、FWの久保山由清が負傷したため、代役に若い岡崎慎司が入る可能性が高いようだ。
元旦の東京の天気予報は曇り。最高気温も8度程度までしか上がらない模様。そんな気候を吹き飛ばすような熱戦を期待したい。
以上
2005.12.31 Reported by 元川悦子
J’s GOALニュース
一覧へ【第85回天皇杯決勝:浦和vs清水 浦和プレビュー】今季ラストタイトル獲得に燃える浦和。勢いづく清水攻略のカギはサイドを使った攻撃と先制点、そして堅守。(06.01.01)
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