昨年は『HOT6』などの連戦中に、次第にパフォーマンスが落ちてしまった反省を踏まえ、このキャンプは『ハードスケジュールの中でも一年間安定して戦える体の強化』がテーマ。選手達はキャンプイン前に静岡県の砂浜でダッシュをおこなうなど、既にベースは仕上げてきている。キャンプ中は、昨年よりも素走りなどの基礎的なフィジカルトレーニングを少なくし、90分のゲームを増やすことで、実践を通して体力をつける。
日程をみても、鹿児島入りした2日後に最初の練習試合が組まれ、その後中1〜2日をあけ、練習試合が続く。「みんな相当疲れているけれど、狙っているとおりの練習量はこなしている」と長谷川健太監督も満足そうな表情を浮かべた。また選手達も「最初の練習試合はミスが多かったり、なかなかいいパフォーマンスが出なかったが、試合を重ねるごとに課題を修正し、パフォーマンスも上がってきた」(兵働昭弘選手)と手ごたえをつかんでいる。
今年も基本戦術は変わらないが、新戦力が入ってきたこともあり、もう一度戦術面の確認を徹底して行っている清水。そんな新戦力の中で、もっとも注目されているのが、筑波大学から加入した藤本淳吾選手だ。昨年まで澤登正朗選手がつけていた背番号『10』を受け継いだことでも、その期待の高さが伺える。既に練習試合では左サイドハーフに定着し、何度となく好機を演出。特別指定選手として昨年から清水の練習に参加しているため、既にチームには馴染んでいる。あとはより連携を深めるだけだ。「左足でゲームをつくってFKで決めるのが理想。10得点ねらいます」とコメントにも自信がみなぎる。ちなみに、彼はゴールを決めたらマルキーニョス選手に対抗して、『でんぐり返し』を披露してくれるそう。このパフォーマンスにも期待したい。
今年の清水は『5位以内』を目標に、ゴール前で『激しく・厳しく・貪欲に』得点を狙う。選手一人ひとりの得点への意識も高いため、よりアグレッシブなサッカーで、サポーターを楽しませてくれるに違いない。
以上
2006.2.16 Reported by 柴田愛子
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★【2006キャンプ】清水エスパルス編:斉藤俊秀選手インタビュー
★【2006キャンプ】清水エスパルス編:兵働昭弘選手インタビュー
★【2006キャンプ】清水エスパルス編:藤本淳吾選手インタビュー
★【2006キャンプ】清水エスパルス編:マルキーニョス選手インタビュー
★【2006キャンプ】清水エスパルス編:長谷川健太監督インタビュー
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