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【2006キャンプレポート】ザスパ草津編(06.02.16)

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2006年シーズンは1月5日始動とどのチームよりも早いスタートを切ったザスパ草津。今シーズンからは、草津をJリーグに導いた植木繁晴監督が再び指揮を執り、地元の前橋でしっかりとフィジカル練習をおこない身体を作った後、2月6日から宮崎県小林市高原町にキャンプインし、ゲームを含めた戦術練習を行っている。

昨年の成績は、わずか5勝で最下位。J2初参戦ということもあり、試行錯誤しながらのシーズンだった。しかし、今季は明確な目標がある。「現実的な数字からいうと、10勝すること。そしてそれに上積みをしていけばいい。まずは戦う気持ちを植えつけたい」と植木監督は語る。移籍加入メンバー、FW高田保則(湘南)、MF中井義樹(C大阪)、MF島田裕介(大宮)、DF尾本敬(大宮)、GK高木貴弘(大宮)、太田恵介(福岡)からも自らのプライドにかけ、このザスパ草津で勝利を重ねていきたいというような強い想いが伝わってくる。その想いを一番理解しているのが植木監督だ。そして今年から選手兼、チームのコーチとしての役割を担っている鳥居塚伸人が若い選手たちを鼓舞している。特に、ピッチの上では欠かせない存在で監督からの信頼も厚い。                

キャンプ最終日の16日にはJ1のサンフレッチェ広島との練習試合が雨の中行われた。「考え込んで足が止まってしまう」という監督の心配をよそに、前から激しくプレッシャーをかけ、相手に攻め入るスペースを与えなかった。攻撃の際も中井義樹、チカが起点となり、島田裕介が積極的に攻め込むシーンが多く見られた。前半、広島・上野優作の得点で1点のリードを許すものの、50分、52分には山崎渡、佐藤正美が立て続けにゴール。結果は66分にウェズレイに決められ同点で試合を終えたが、植木監督は、「キャンプの仕上げとしては、まずまず」と及第点を与えた。しかし、「まだ、100%にいくまでには時間がかかる。実戦の中で選手が少しずつレベルアップしていくしかない」と一方ではシビアに見つめていた。

J2、2年目のザスパ草津が勝利のために一歩一歩進み出した。

以上

2006.2.17 Reported by 森田みき

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