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【J2:第1節 愛媛 vs 横浜FC レポート】終了間際の劇的なゴールで、愛媛FCがJリーグ初戦を白星スタート!(06.03.04)

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3月4日(土) 2006 J2リーグ戦 第1節
愛媛 1 - 0 横浜FC (14:04/愛媛陸/10,922人)
得点者:'88 猿田浩得(愛媛)
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 さわやかな青空の下、J2開幕戦を迎えた愛媛県総合運動公園陸上競技場には、なんと開場の4時間前から長蛇の列ができはじめた。そして14時04分、愛媛FC友近のキックオフで記念すべきJ2初戦が始まった。

 試合は序盤、硬さの見える愛媛に対して横浜FCがペースを握る。三浦知、城の2トップに加え北村、アウグストが流動的にポジションを変えながら愛媛のディフェンスに揺さぶりをかける。前半7分過ぎには、城がディフェンスラインの裏を突いてシュートを放つが、金守が身を投げ出してブロック。続く10分過ぎには、ペナルティーエリア内で三浦知がシュートを放つも、GK羽田の正面。横浜FCが試合の主導権を握るかと思われたこの試合。しかし試合後の三浦知が語ったように、個人技に頼った攻撃は愛媛のディフェンスラインを崩しきれない。

 横浜FCが攻めあぐねていたこの時間帯、愛媛は右サイドで菅沼の突破、森脇のアーリークロスで打開を図る。しかし愛媛もFWの永冨にボールが入らず、厚みのある攻撃が仕掛けられないまま試合はこう着状態が続いた。すると前半残り10分をあたりから、再度横浜FCがCKから立て続けにチャンスをつかむ。この場面で愛媛を救ったのはGKの羽田。「目立つプレーでなく、確実なプレーでチームの勝利だけを考えた」という羽田のセービングで愛媛はこのピンチを乗り切った。

前半を0−0で折り返したすことができた愛媛は後半、ベンチに控えた3人のFWを投入する。

 その1番手、FW田中がピッチに入ると愛媛の攻撃がスピードアップ。それと合わせるように、横浜の足が止まり始めた。「後半の途中から、ドリブル、スピードがある選手を投入しようというゲームプランがあった」という望月監督はそのゲームプランどおり、猿田、田村と攻撃的な選手を投入。「ゲームを決めるのは途中交代の選手だと思っていた」という望月監督の思惑通り、決勝点を挙げたのは途中出場の猿田。ハーフウェイラインを超えたあたりから得意のドリブルで抜け出すと、最後は横浜FCのDF2人を振り切って待望の先制点を奪う。この瞬間、スタジアムは大歓声に包まれた。

 試合後、選手交代の失敗を認めた足達監督とは対照的に、計算どおりの試合展開だったと繰り返した望月監督。ベテラン友近が前線で55分間チェイシングを続け、試合を落ち着かせた。そして交代で入った若手が期待通りの結果を残した。望月監督の選手起用と采配がズバリ的中した愛媛は開幕戦で初勝利を上げ、最高のスタートを切った。

 一方の横浜FCにとっては最後まで攻撃の形が見えず、愛媛にJ初勝利を献上してしまう苦い試合となった。開幕戦は48試合のうちの1試合でしかないが、愛媛にとってはチームの歴史を作る重要な1試合。この試合に勝利を収めたことは、愛媛にとって大きな収穫。しかし最大の収穫は、スタンドを埋めた1万人を超える観客が試合終了後にスタンディングオベーションで選手の健闘を称えてくれたこと。愛媛県民が注目した歴史的な開幕戦、愛媛FCはプロクラブとして新たな歴史の1ページを確かに刻んだ。

以上

2006.3.04 Reported by 近藤 義博
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