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【J1:第1節 名古屋 vs C大阪 レポート】C大阪の攻撃を封じ、若手の活躍で新体制を白星スタートの名古屋。これからの飛躍に期待大!(06.03.05)

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3月5日(日) 2006 J1リーグ戦 第1節
名古屋 3 - 2 C大阪 (14:04/瑞穂陸/17,199人)
得点者:'27 古賀正紘(名古屋)、'47 前田和哉(C大阪)、'70 杉本恵太(名古屋)、'76 豊田陽平(名古屋)、'87 西澤明訓(C大阪)
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DF秋田、MF藤田、GK楢崎がケガで欠場。そのため、センターバックにはJ2で修行を積んできた深津、左ウイングにはルーキーの片山、GKは川島がスタメンに名を連ねた名古屋。決して万全の体勢とは言えない状態、しかも昨年4回の対戦(うちナビスコカップ予選2戦)で1勝もできなかったC大阪を迎えてのホーム開幕。しかし、試合前にあったほんの少しの不安は、試合が始まると完全に払拭された。

まずチャンスを作ったのは名古屋。素早いプレスからの攻撃は、サイドバックの大森、有村から始まり、ボランチの金、吉村、そしてウイングの中村、片山へとつながれる。フィニッシュは玉田と杉本のスピード・コンビが魅せ、守備でも、C大阪の古橋、森島、西澤、そしてピンゴ、ゼ・カルロスらのスピーディーなパス回し、突破力を封じ、なかなか決定的なチャンスを作らせなかった。
名古屋に流れが傾いてきた27分、CKから一度はこぼれたボールを片山が再度中央に放り込み、古賀のヘッドで先制。ルーキーで開幕スタメンの片山が、結果を残した貴重なゴールであり、藤田を脅かす存在となっていくことを期待させるものだった。また、古賀は昨シーズンも開幕で同じようなゴールを決めており、今シーズンも『ゴールも狙えるDF』としての活躍を予感させる。『ベストメンバーでないなどとは言わせない』と、出場した選手みんなの思いが形になったゴール。この先制点で、今日の試合は名古屋のゴールラッシュになるのでは…と試合前の不安は期待に変わり、試合は俄然面白くなってきた。

1-0で迎えた後半、早々にC大阪がセットプレーから前田のヘッドで同点に追いつく。昨シーズンまでの名古屋なら、ここでゲームの流れをC大阪に持って行かれてしまったかもしれない。しかし今シーズンの名古屋はやはり『変わった』。
「悪い時間帯が多くあっても、そこを我慢して少ないチャンスを決められて良かった」と試合後に杉本が語ったように、しばらくは両チームとも守備の時間帯が続き、ゲームも膠着状態に。その沈黙を破ったのは、玉田と杉本だった。
左でボールを受け取った杉本が玉田にパス、それをまた杉本に戻すとそのままゴール! 追加点を決めた。スピード・コンビのゴールで、さらに盛り上がる名古屋。その直後、走り続けた杉本の足が悲鳴をあげ、豊田と交代。この交代が2分後、豊田のゴールを生み出す。残り約15分のところで2点差をつけ、さらに追加点をと、押せ押せムードは最高潮に。

ところが87分、またしてもセットプレーから、一度は名古屋GK川島がパンチングで弾いたボールをC大阪・西澤がオーバーヘッドでねじ込み、1点差に詰め寄られてしまう。ここまで何度もピンチをファインセーブで防いでいた川島だったが、これはアンラッキーと言わざるを得ない失点だった。
そこから息を吹き返したC大阪。名古屋ベンチからは「あと5分だ!」とゲキが飛ぶほど怒濤の攻撃が続く。そんな中でも、名古屋は玉田の惜しいシュートなど、ゴールを狙う気持ちを忘れなかった。ロスタイムは3分。名古屋にとっては長い時間帯となったが、1点のリードを守りきり、宿敵のC大阪を撃破。フェルフォーセン監督の新体制を白星で飾る好スタートを切った。

試合後、C大阪の小林監督は完敗という言葉さえ出さなかったが、「とにかくDFがもろい」という言葉を2度も遣い、名古屋の攻撃にやられたことを示唆。対して名古屋のフェルフォーセン監督は「今日の時点では、いい形で試合ができて満足」と、チームに及第点を与えた。
名古屋にとって開幕でまず結果が出たことは、もちろん喜ばしいこと。さらに、主力を3人欠いた状態でも十分戦えることを示してくれたことことは長いシーズンを戦う上でいちばんの収穫となったのではないだろうか。今年の名古屋は、どんどん強くなる。そんな明るい予感を見せてくれた、素晴らしい開幕戦だった。


以上

2006.03.05 Reported by 茂木美佐子
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