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【AFCチャンピオンズリーグ 東京V vs 蔚山現代 プレビュー】ACL第一戦。J2クラブ・東京VがKリーグ王者を迎え撃つ!ホーム国立でJリーグの意地を見せられるか!?(06.03.07)

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●AFCチャンピオンズリーグ グループステージ東地区
グループF 第1戦
3月8日(水)19:00/国立競技場
東京V vs 蔚山現代
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いよいよ今季の東京Vのもうひとつの戦いが始まる。

 ACL、アジアチャンピオンズリーグは、文字通りアジアのクラブ王者を決める大会で、優勝クラブには12月に行われる世界クラブ選手権の出場権が与えられる。つまり、クラブ世界一への最初の一歩となる大会なのだ。

 昨年は横浜Fマリノス、ジュビロ磐田が参戦したが、共にグループリーグで敗退。過去Jクラブのグループリーグ突破は無く、今大会での躍進が期待されている。

 東京Vの属するのはグループF。グループ、ではあるが2チームしか属していない。本来はタバコモノポリー(タイ)、アレマ・アラン(インドネシア)、蔚山現代ホランイ(韓国)との4チームで戦うはずだったが、期限までに選手登録をしなかったとしてタイとインドネシアのチームの出場権が剥奪されたのだ。これにより、グループFから準々決勝にコマを進めるのは東京Vか蔚山のどちらかに。

 過密日程を考慮して新シーズンの大量補強に踏み切った東京Vだったが、グループリーグに関してはぐっと試合数が減る。去年、移動と試合を繰り返し、疲労を蓄積させていた横浜FMや磐田の選手を思えばこの決定はラッキーと言えるだろう。ラモス監督も「監督の立場として最高。移動も少なくなるし、Jにも集中できる」と素直に喜んでいた。

 とはいえ簡単にグループリーグ突破ができるわけではない。唯一のライバルとなった蔚山現代ホランイは昨年のKリーグ王者。リーグ優勝は9年ぶりだったが、イ・チョンス、チェ・ソングク、ノ・ジュンユンら日本でもお馴染みの選手を多く抱える強豪で、「ベテランと若手がバランス良く融合したチーム(ノ・ジュンユン)」は今季も優勝候補に挙げられている。

 3月4日に行われた韓国スーパーカップでは全北現代を1−0で破り、既に今季一つ目のタイトルも手に入れた。チームは6日に韓国を出発しすでに東京入りしているが、現地の報道によるとキム・ジョンナム監督は「アジアのトップになるという目標が選手の刺激になっている。スーパーカップ優勝で勢いは増しているし(東京Vとのアウェイ戦でも)良い結果が出ると信じている」と自信の表情で語っていたそうだ。
 チームのキーマンとなる韓国代表FWイ・チョンスもこの東京V戦を「Kリーグのプライドがかかった試合」と位置付け、「必ず勝ち点3を取って帰る」と宣言し韓国を飛び立ったそう。「アジアトップになって世界クラブ選手権に出場する」ことを今季の最大の目標に据えた蔚山は、3月4日の東京Vの開幕戦にも偵察隊を派遣、万全の体制で国立に乗り込んでくる。

 迎え撃つ東京Vは6日、完全非公開で練習を行い蔚山戦のフォーメーション確認を行った。ラモス監督はメンバー構成について「試合当日のお楽しみです」と詳細を濁したが、恐らく徳島戦とは4、5人のメンバー構成が変わることになりそうだ。都並コーチ曰く「相手に合わせた部分、その選手の疲労具合、4日の試合での出来など様々な意味合い」でのメンバー変更。選手でさえ「実際誰が出るかはわからない」と口を揃えるなか、どこがどう変わってくるかを予想するのは困難だが、アナイウソン、菅原、斎藤あたりがメンバー入りする可能性がある。

 蔚山についてはほぼ全員の選手が「これといった情報は知らない」との答え。試合前日となる今日は希望者のみ蔚山の試合3試合分のスカウティングDVDが渡されたが、全員で確認するのは前泊の宿舎の中でということになる。情報が少ない中、ACL経験者のMF大橋は「徳島戦のような試合の入り方をしたら1点取られたくらいじゃすまない。Kリーグの選手はうまくて強いだけじゃない。こっちがいいサッカーをしただけでも勝てない」とチームメイトにも警鐘を鳴らしていた。もちろんスーパーカップにはチームスタッフを派遣し、チームとして情報は入手済み。非公開練習時には「プレッシャーが早いチームなのであまり持ちすぎずに、ボールを早く回して相手を疲れさせることを意識した練習はした(MF金澤)」そうだ。

 ACLの目標を「もちろん優勝」と応えたラモス監督。「あくまでもJが優先なのは変わりないし、現実を見なければいけないけど」と監督として付け加えはしたが、「死ぬほど負けず嫌いの人が気合入ってないわけがない(都並コーチ)」のは確かだろう。「Kリーグ王者とJ2に降格したチーム。力の差はあるだろうけど、試合はやってみないとわからない(ラモス監督)」としたうえで「国立でKリーグ覇者と試合ができる意味を感じてほしい。俺なら燃えるけど、ベンチで燃えても仕方がないしね」とまずは選手自身の発奮を期待していた。

 ホームで敗戦すると、グループリーグ突破は難しくなる。試合数が減った分、せっかくの国際試合の経験の場が少なくなったともいえる。「クジ引きや運で当たったわけじゃない(GK高木)」というACL出場権を最大限に活かすためにも、明日の第一戦はどうしても勝っておきたい。


以上

2006.03.07 Reported by 高木聖佳
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