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【ヤマザキナビスコカップ 大分 vs 京都 レポート】今季ホーム初勝利を飾った大分。数的優位を生かし、最後はオウンゴールで決勝点。(06.04.13)

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4月12日(水) 2006 ヤマザキナビスコカップ
大分 2 - 1 京都 (19:00/九石ド/8,311人)
得点者:'57 松田正俊(京都)、'59 高松大樹(大分)、'73 オウンゴ−ル(大分)
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高松 大樹選手(大分)
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ナビスコカップ初戦(3/29)からDFとMFのメンバーを半数ずつ変えて臨んできた大分と京都。この試合で予選初勝利を目指して結果を出したのは大分だった。勝つことだけを目指して戦うカップ戦の第2戦。京都のキックオフで始まったこの試合は、立ち上がりから動きの激しい内容となった。

開始0分、いきなり京都が大分ゴール前正面20mでFKを得る。キッカーはパウリーニョ。ここで決めていれば殊勲者になっていただろうが、彼のキックは6枚の壁に当たりCKとなった。このCKもパウリーニョが蹴ったが鷺田の頭には合わず先制点のチャンスを逃してしまった。リズムを引き寄せ流れを掴んだかに見えた京都だったが、23分にパウリーニョが大分に流れを与えてしまった。
左サイドからのスローインを受けようとした際に大分のDF上本と接触。この行為が「乱暴な行為」と判定され、一発退場となってしまった。先制点のチャンスから一転して、チームに数的不利な状態を残してしまう悔やまれるシーンとなった。これで守備的な布陣を敷かざるを得ない京都に対し、大分は中盤での支配を難なく手に入れた。
それでも前半は両チームとも無得点で終わり、勝負は後半の45分にかけることになる。

ハーフタイムで大分・シャムスカ監督は「両サイドを使って京都の守備の穴を突く」指示を出した。ペナルティエリアで勝負ができるように後半開始から高松を投入した。一方の京都・柱谷監督は「1人少ないけどチャンスはあるはず…」と耐えることを指示した。
両監督の思惑は一致して、大分は内村・西山らが起点となって、高松や松橋にボールを供給し続けた。京都も1トップに松田を残し9人でコンパクトに守り、奪ってはカウンター気味に前線に送り続けた。

先に点を挙げたのは京都。大分のパスをインターセプトした米田が、左サイドの三上にボールを送った。前がかりになっていた大分3バックのサイドからのセンタリングに、飛び込んだ松田が右足で大分ゴールに押し込んだ。「狙った形で取れた」(京都・柱谷監督)と言う先制点だった。
しかし、その直後に大分が追いつく。右サイドの梅田が深谷に落とした後のセンタリングに、高松が頭で合わせて振り出しに戻す。シャムスカ監督のサイド攻撃の指示と選手交代が、見事なまでにハマった瞬間だった。

1-1となってからは、お互いの戦い方がより明確になった。大分はボールを回しつつも少しずつ京都ゴールに近づき、高松と松橋に合わせ続けた。京都は1トップ以外全員がペナルティエリア付近でコンパクトに守り、カウンターを松田に合わせ続けた。
そして73分、大分が攻勢を生かし、根本からのパスを松橋がシュート。このシュートに高松が詰めて京都DFのオウンゴールを引き出した。数的有利を生かしての模範的な攻め込みの結果ともいえる。
この得点は、ヤマザキナビスコカップ予選リーグでの大分の初勝利を呼び寄せただけでなく、今季のホームでの初勝利をもたらした。「今後につながる良いゲームだった」とシャムスカ監督を喜ばせ、スタジアムに駆けつけた8,311人のファンにも感動を与えてくれた。
対して京都・柱谷監督は、「ゲームプランを狂わされた。メンタリティを立て直したい」と戦術面での修正ではなく、精神的な弱さを嘆いた。ここまでの9試合中2試合で退場者を出して、数的な不利を負わされる脆さを指したものだった。

カップ戦は勝つことだけを求められる。戦術だけではなく、精神的な面も勝利の必須条件である。殊勲者候補から一転して敗因となってしまったパウリーニョ。バスに乗り込む姿には悲壮感が漂っていた。
サッカーはナイーブなスポーツでもある。


以上

2006.04.12 Reported by サカクラ ゲン

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