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【J2:第11節 愛媛 vs 湘南 レポート】決定力不足に泣いた愛媛はホームで初黒星。湘南は課題を残しながらも今季初の2連勝を飾る。(06.04.22)

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4月22日(土) 2006 J2リーグ戦 第11節
愛媛 1 - 2 湘南 (14:04/愛媛陸/2,091人)
得点者:'18 田村祐基(愛媛)、'27 オウンゴ−ル(湘南)、'51 アジエル(湘南)
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アウェイで敗れても、ホームでの愛媛は水を得た魚のように生き生きとしたサッカーを続け、ここまで4戦無敗。今日の序盤もアウェイ鳥栖戦での完敗の影響を全く感じさせることなく、これまでのホームゲームと同様にアグレッシブに前からボールを奪い、試合の主導権を握った。

その主役となったのが愛媛のFW田中、田村の2トップ。前半7分には田村がペナルティエリアで粘って得たCKに、素早いリスタートからのクロスに反応した田中がフリーでヘディング。これは湘南GK小林の正面を突いたが、続く10分には森脇のクロスに田村が飛び込み、12分にはフリーでDFの裏に抜け出した田中がシュート。これもGK小林の飛び出しに阻まれたが、試合は愛媛がDF森脇、MF菅沼の右サイドを起点に攻撃のリズムを作った。
そして迎えた18分、愛媛はまたも素早いリスタートで、MF高萩が中央からディフェンスの間にスルーパス。DFの背後から飛び出した田村が冷静に流し込み、立ち上りから狙い続けた湘南DFラインの裏を突くプレーで先制点を奪った。その後の22分にも、愛媛は田中からDFの裏に抜け出した菅沼へのスルーパスで決定機を演出。しかし、前半4つ目のビッグチャンスも湘南を突き放すことはできなかった。
「ワンチャンスで決めることができれば1-0でも勝つことができる。試合にはリズムがあるのだが…」試合後の愛媛・石丸の言葉を借りるまでもなく、これだけのチャンスを外し続けると、湘南にも付け入る隙が生れてくるのは必至だ。愛媛は不用意なパスミスからボールを失うと、27分に森脇のクリアミスがオウンゴールに。嫌な形での失点に加えて、湘南はMF佐藤が愛媛の右サイドをケアするようになると、愛媛の攻撃はトーンダウンした。

こうなると、試合は湘南のペースで動き始める。後半に入ると、今度は湘南がFWファビオと横山の2トップに、トップ下のアジエルが絡んで攻撃の形をつくった。そして後半6分、CKからアジエルがチームのJ2通算300得点目となるゴールを決めて勝ち越した。
これに対し、反撃に転じたい愛媛にとって痛かったのが菅沼の退場。望月監督も、FW永冨の投入に加え、MF江後、そして最後はボランチの石丸を下げてFWの大坪を投入。4-4-1、4-3-2、3-4-2とシステムを変えながら攻撃的な采配でゴールを目指した。しかし、今日の愛媛の決定力不足は深刻。試合終了間際に江後、大坪と立て続けに得たチャンスにも、シュートが枠をとらえることなくタイムアップ。5試合目でホーム初黒星を喫し、順位も10位に下げた。

湘南としては「後半3点目が奪えなかったのは、スリッピーなピッチに慎重になった部分もあったかもしれないが、結果的には良かったのかもしれない」と加藤が語ったように、後半立ち上がりの時間帯以外は愛媛の勢いに手を焼き、突き放すことはできなかった。しかし何度もゴールを脅かされながらも、オウンゴールとセットプレーで貴重な勝点3をもぎ取り、今季初の連勝を飾ったことは今後に向けて何よりの収穫。
一方で、今季2度目の連敗となった愛媛にとっては厳しい結果が突きつけられた。しかし、初先発でゴールを奪った田村や終盤投入された江後、大坪らも最後まで諦めない姿勢を貫き通した。試合後にゴール裏で選手を迎えた愛媛サポータの拍手が、その内容を評価した証拠だろう。そして、愛媛にとっては次節もホームで試合を行えることも救いとなる。4試合勝利から遠ざかってしまったが、立ち直るチャンスは再びホームで与えられた。
しかし、今日のように何度もチャンスを逃すようだと勝利をつかむことは難しい。これまで愛媛の攻撃を支えてきた右サイドの菅沼も、次節は出場停止。愛媛にとって我慢の時かもしれないが、次節までに与えられた1週間で結果を残すための最善の努力を尽くしてほしい。


以上

2006.04.22 Reported by 近藤義博
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