4月29日(土)J2 第12節 仙台 vs 水戸(14:00KICK OFF/ユアスタ)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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前節、徳島相手に、リーグ戦7試合ぶりの勝利を飾った水戸のボランチ小椋はこう語ったそうだ。「仙台戦も自分たちのサッカーをできれば勝てる」と。
その発言を諌めるつもりは毛頭ないが「勝つ」ためには、最低でも相手ゴールを一度こじ開けなくてはいけない。水戸にとってはアウェーゲームという不利もあるが、それ以前に、記録達成の快挙をホームで決めるべく燃える仙台の守備陣が、果たしてそれをたやすく許すだろうか。
現在、リーグ戦での連続無失点記録は、2003年の広島(32節から38節)と2004年の川崎F(8節から14節)が、それぞれJ2時代に記録した7試合というもの。現在、6試合連続完封中の仙台にとって水戸戦は、Jリーグの公式記録に良い意味で名前を記すための絶好の機会なのだ。ちなみに前述の2クラブは、それぞれこの記録を達成した年に、しっかりと昇格を果たしている。たかがジンクス、されどジンクスである。
この記録チャンスについて、当のチームメンバーの反応は十人十色で「そういう記録に挑戦できるというのはなかなか無いし、そういう立場にあるのは非常に嬉しい」と熊林が語れば、最後尾で守る守護神、高桑のように「あまり意識していなかったが、最近いろんな方から言われて、ようやく意識した」という選手も。だが、チーム全体の総意は、御大、ジョエル サンタナ監督の言葉に最も良く表れているだろう。「サッカーの世界では、記録もまた大事なことである。でも同じように我々にとって大事なのは、勝ち点を稼ぐこと」。
まったく、その通り。というわけで、記録と共に大事な「勝ち点を稼ぐ」という目標が、サンタナ監督にこの試合を「第1クールで一番重要、かつ難しくて危険な試合」と位置づけさせる。無失点だけでなく、着実に勝ち点3を積み上げていくことを求められている仙台としては、大崩れしない守備力で守り倒すことも厭わないサッカーを持つ水戸は、決して望まれる対戦相手ではないのだ。
それをこじ開けるキーマンになりえるのが、前節のダービーでスタメン起用の抜擢に答え、今季初ゴールを決めた萬代だ。ボルジェスが出場停止から復帰するために、おそらくは再びベンチスタートになるだろう。しかし、前節結果を出して自信を深めた萬代は「今は監督の信頼を得ることが大事」と意に介した様子は無く、一方のサンタナ監督も「萬代は(試合の)スタートからでも、途中からでも活躍できるのを知っているし、それをチームのみんなもわかっている」と確かな評価を与えている。
木曜日の紅白戦。はじめこそBチームでスタートした萬代だが、ボールの引き出し方やゴール前での体のキレなど随所に好フォームを披露し、Aチームに移りボルジェスと2トップを組んだ後半でも、周囲を囲むブラジル人トリオとなかなかの連携を見せていた。仙台としては、序盤に先制点を上げられるのならそれに越したことは無いが、後半以降ももつれた展開となった際は、貴重なオプションとなるだろう。
とはいえ、水戸の守備力に苦しむ展開も大いにありえる。「昨年までの結果(リーグ戦で仙台は、水戸相手にこれまで負け無し)ではなく、現在の事を私は考えている。チームもサポーターも、難しいゲームになるということを認識しないといけない。(すぐに点を上げられない状況ならば)チーム全体に我慢が必要になるはずだ。『ゲームは90分ある』ということを忘れてはいけない」と、サンタナ監督は語気を強める。
もし我慢を欠いたら…焦った仙台のゴールをカウンターで陥れるのに、強靭な体でボールキープも長けた西野と快速のアンデルソンという2トップは十分な能力を持っているし、秦のドリブル、権東のミドルも脅威になりえる。ここまで仙台を支えてきたのは、どれだけ相手にボールを持たれようと、自分たちのペースが来るまで、ひたすらにシュートコースをふさぐことで耐え続けられる守備があったからこそ。このベースを、自らで崩すようなことがあっては絶対にいけない。また、大型選手が並ぶ水戸の布陣を考えれば、ゴール前で安易にセットプレーを献上することも避けたい。
連続無失点記録どころではない事態に仙台を追い込むことを、水戸はひそかに狙っているはずである。油断ならぬ90分、仙台は「こういう試合でチームに試される、精神的バランスを取りながらの戦い」(サンタナ監督)にぜひ勝利したい。
以上
2006.4.28 Reported by 佐々木聡
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第12節 仙台 vs 水戸 プレビュー】連続無失点の記録がかかる仙台。だが勝ち点3ももちろん欲しい。堅守の水戸を迎え『極めて難しい一戦』。(06.04.28)
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