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【J2:第13節 札幌 vs 仙台 プレビュー】サポーターが待ちわびた「厚別開幕」を札幌は調子を取り戻す契機にしたい。対する仙台は勝てば首位の座に。熱戦必至のカード!(06.05.02)

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5月3日(水)J2 第13節 札幌 vs 仙台(14:00KICK OFF/札幌厚別)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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今では器の大きい札幌ドームでの開催が増えているが、札幌のサポーターにとって厚別競技場は特別な場所だ。クラブが創設して初めて厚別で戦った96年6月の試合では後半ロスタイムに同点に追いつき、延長Vゴール勝ち。翌97年には試合終了間際に2点差を追いつき、劇的な逆転勝利を収めている。2002年には雨中で執念のディフェンスを見せて泥沼のような連敗をストップするなど、このスタジアムにはいくつもの思い出が詰まっている。もちろん、良い思い出ばかりではないのだが。札幌というクラブの歴史が、このスタジアムには染み付いていると言ってだろう。

この仙台戦は、札幌が今シーズン初めて厚別で戦う試合。多くのサポーターが「厚別開幕」としてこの試合に特別な楽しみを抱いているはずだ。ここまで5勝1分5敗といまひとつ波に乗り切れず、現在2連敗中という状況ではあるが、この厚別での試合をきっかけとして調子を上向きにしたい。

前節の東京V戦での札幌は、主軸であるフッキを出場停止で欠くという状況で、攻撃に迫力がなかった。積極的なシュートが札幌の特徴だったはずだが、この試合の前半に放ったシュートはわずかに1本。最後までリズムに乗れないまま完敗した。キープ力のあるフッキがいないことで、相手にプレッシャーを与えるようなポゼッションができず、その結果として守備の時間も増えた。今シーズン初めてスリーバックの中央に入った池内が、積極的にラインを押し上げてコンパクトな守備体形を試みた部分は見応えがあったが、裏のスペースを狙われてしまう場面も目立ったため、修正が必要である。

だが、悪い部分ばかりではない。1本1本のパスに力強さがあり、スピードもあった。アグレッシブにパスを動かして攻めよう、という札幌のコンセプトはしっかり表現されていた。「いいサッカーをしていた」と札幌の戦い方を評した東京V・ラモス監督の言葉も決して社交辞令ばかりではない。フィニッシュの部分に課題は残ったものの、アグレッシブなサッカーをこの試合でも見せてくれるはずだ。

対する仙台は前節、前半18分に失点して連続無失点試合を6で止めてしまったが、その失点はセットプレーから。流れの中でのプレーについてはしっかりと堅守を保っている状況だ。

攻撃でも好調さを見せた。チアゴ・ネーヴィスの冷静なシュートと、千葉の見事なボレーシュートで前半のうちに逆転してしまうと、後半にも2点を追加。安定した力を見せ付けての逆転勝利だった。連続無失点試合こそストップしたが、ビハインドをあっさりと覆し、そこからさらに加点したという戦いぶりは、逆に仙台の好調さをより強く示した感もある。今節は首位の柏が休みのため、この試合の結果によっては順位の逆転もある。より高いモチベーションで厚別に乗り込むだろう。

出場停止が解けるフッキを中心とした札幌のアグレッシブな攻撃が、固い仙台のディフェンスをどのようにこじ開けるのか。同時に、ボルジェス、チアゴ・ネーヴィスらを要する強力な仙台の攻撃が、眼前に近づいた首位の座を目指してどれだけ激しく札幌ゴールを攻め立てるのか。この試合では両チームのオフェンスに注目だ。

札幌サポーターが意気込む厚別での試合だが、仙台にとってはこれまで5戦5敗の鬼門。札幌が調子を上げる契機とするのか、それとも仙台が首位の座を奪うのか。目が離せない一戦だ。

以上

2006.05.02 Reported by 斉藤宏則
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