●AFCチャンピオンズリーグ グループステージ東地区 グループE
5月3日(水・祝)(14:02/万博/12,470人)
G大阪 1-1 全北現代
得点者:'44 チョ ジンス(全北現代)、'73 山口智(G大阪)
※グループ順位表は【こちら】
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ここまでのアジアチャンピオンズリーグ・グループ予選に来場した観衆の数を考えれば観客の入りが心配された『ガンバ大阪VS全北現代』だが、ゴールデンウィークと重なったせいか、ダナン戦時(3,832人)の約4倍となる12,470人の観客を集めた万博記念競技場。Jリーグであればアウェイサポーターが陣取るはずのゴール裏は、ほとんどが空席になったものの、G大阪としては『勝たなければいけない』一戦に、多くの声援に支えられて試合を進められたことは大きな力となったことだろう。いや、先週の大連実徳(中国)戦、更にJリーグ第11節の新潟戦が、アウェイさながらのムードの中で戦ったばかりだということも踏まえて考えても、ホームサポーターに支えられて戦う喜びと責任を選手個々が感じなかったはずはない。
だが、そうしたサポーターの後押しを受けながらも、立ち上がりからチーム全体が重い雰囲気を漂わせたG大阪。人やボールの動きも少なく、サイドをとっても、アタッキングサードに人が足りないといった状況が何度も見て取れ、ゴールに直結しそうな決定的なラストパスを前線に供給できない。『勝たなければいけない』意識がG大阪のプレッシャーとなって選手の足を止めたとは思い難いが、連戦の疲れからか、最近行われた公式戦2試合と同様に、リズムを感じられない展開が続く。それだけに、前半終了間際のロスタイム。44分に全北現代に先制を奪われたことも、ある意味、予測できる事態だったと言えるだろう。
FWゼカルロからの縦へのボールに反応したFWチェ・ジョンスがG大阪DF宮本との1対1をうまくすり抜け、ゴール前中央から右足を振り抜いてゴール。
それまでも堅守をベースにカウンターからのチャンスを伺っていた全北現代が、G大阪に生まれたほんの一瞬の隙を見逃さずにゴールを決め、アウェイの地での貴重な先制弾をものにする。
1点のビハインドを負った後半。G大阪はMFフェルナンジーニョに代えて高さのあるFW中山を投入。前半途中に負傷したFW前田に代えMF二川を投入したのに続き、西野監督はこの日2枚目のカードを切る。結果、それが功を奏する形で、後半立ち上がりは、FW中山をターゲットにした攻撃を展開。パスを繋ぐのみならず、FW中山の高さに合わせたクロスボールを使いながら徐々に攻撃にリズムを見い出しはじめる。そんな中、待望の同点弾が生まれたのは73分。MF家長のシュートを相手GKが弾き、そのこぼれ球をDF山口が右足で押し込んで1-1と試合を振り出しに戻す。
だが、同点ではグループリーグ突破の可能性が絶たれてしまうため、喜んでいる暇はない。すぐさま2点目、3点目を求めたアップテンポな戦いを展開するも、時間が過ぎるばかりで全北のゴールを破る事ができず。終盤はDF宮本に代えてFW播戸を投入するなど、最後まで前線を厚くして点を取りに行く姿勢を示したG大阪だったが、追加点を奪えずに1−1で試合終了。「うちのスタイルが出し切れなかった」と西野監督は振り返った。
これにより、グループリーグ最終戦(G大阪は5月17日にダナンと対戦)を待たずして、G大阪がグループリーグ1位になる可能性は消滅。つまりは、決勝トーナメント進出を逃す結果となった。
以上
2006.05.03 Reported by 高村美砂
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