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【J2:第13節 徳島 vs 鳥栖 レポート】終始互いの良さを消しあった一戦はスコアレス。最後に勝利を掴み損ねた徳島にとっては悔やまれるドロー。(06.05.03)

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5月3日(水) 2006 J2リーグ戦 第13節
徳島 0 - 0 鳥栖 (14:04/鳴門/5,023人)
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「第5節(3/25)以来の勝利!」。好天と「ファミリーJoinデイズ」のイベントも手伝って、詰め掛けた5千人を超えるサポーターの誰もが、その瞬間そう思ったことだろう。もちろん、ピッチ上の徳島の選手たちも全員が同じ気持ちになったに違いない。
しかし…後半ロスタイム、ゴール正面至近距離でGKと1対1となったFW大島の右足から放たれたシュートは無情にもポスト右へと外れていってしまった。これ以上ないチャンスを逃し頭を抱える大島の姿は、まさに迷走する今の徳島のチーム状態を象徴するようなシーンだったと言えよう。

試合は立ち上がりから、前半のうちにアドバンテージを得たいホーム徳島が先制点を狙って積極的な攻撃姿勢を披露。FW羽地を中心に、周囲との連係も良くなってきたMFジョルジーニョら攻撃陣が鳥栖ゴールに迫れば、両サイドDFの尾上、金も果敢なオーバーラップを見せて、たびたびいい形を作りかけた。
が、対する鳥栖も、落ち着いた守備で決定的な場面までは作らせない。加えて、時間の経過とともにじわじわと盛り返し始め、17分にはMF山城がバーを直撃するミドルシュートを放つなど徐々に徳島陣内へ押し込む機会を作っていった。そして、やはりこれまでの勢いの差なのだろうか、立ち上がりから徳島が握っているように思われた試合の流れを鳥栖は前半も半ばを過ぎる頃には奪い返そうとしていた。
ただ、どちらもゴールを奪うまでには至らない。両者中盤で激しい局地戦を繰り広げ、奪ったボールを前線には送るものの、十分な場面を作ってのシュートは許してもらえず前半は過ぎていった。特に、狙っていた先制点を奪えなかった徳島としては、組み立て段階でこそボールを繋いだが、課題であるラストパスの精度を欠いたままであったことは悔やまれてならなかったはずだ。

迎えた後半も、同じような戦況が続いてしまう。両者とも中盤での潰し合いを繰り返し、なかなかシュートにまでもっていけない。データ上は徳島が7、鳥栖が13と、両チームともある程度のシュートを放ったようにも見えるが、あわやと思わせるシュートは結局徳島が後半ロスタイムの1度、鳥栖も前半のバーを叩いた1度だけであった。
こうして共にゴール前での決定機をほとんど掴めず引き分けた今日の一戦。リーグの第1クールを締めくくる試合としては、勝点1ずつを積み上げたとは言え、両チームにとって不完全燃焼なもので終わってしまった。
最下位に低迷する徳島は長く暗いトンネルを抜け出すチャンスを最後の最後に得たにもかかわらず、それをモノに出来なかった悔しさだけが残る。ここでしっかりと勝利をもぎ取っていれば、次節からの第2クールに気持ちを切り替えて臨めていたはずなのだが。とは言え、落ち込んでなどいられない。次節(5/6vs横浜FC@三ツ沢)の戦いはもう目の前に迫っている。気持ちをリセットし、前を見据えて戦うのみだ。
逆に鳥栖も、試合全体を見れば決して前節までの勢いを出せた内容ではなかった。チームとしても、選手個々にも、イージーミスの目立った今日のゲームを糧としてもう一度いいイメージを取り戻すことが必要だ。
今日でJ2リーグ戦は第1クールを終え、いよいよ次節から第2クールに突入する。まだまだ力の全ては出し切れていない両チームだが、今後の奮起を期待しながらその戦いを見守っていきたい。


以上

2006.05.03 Reported by 松下英樹
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