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【J2:第14節 水戸 vs 札幌 プレビュー】 『最悪』の形で第1クールを終えた水戸。チームを立て直すべく、強い『気持ち』を集結させて強豪・札幌に挑む。(06.05.05)

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5月6日(土)J2 第14節 水戸 vs 札幌(14:00KICK OFF/笠松)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 前節、草津に痛恨のロスタイム弾を浴びて無残にも敗れ去った水戸。第1クールを3勝3分6敗の11位で終えることとなった。チームの強化というのは1試合1試合の積み重ねである。1つの勝利や敗戦から何を学んだかを次の試合に表現していき、いかにレベルアップしていくかがすべてである。そういう点で見ると、第1クールの集大成である草津戦でいいところなく負けたことが水戸の現状での力であり、水戸にとっての第1クールは『最悪』だったと言っていいだろう。

 12試合を経て、チームに叩きつけられた課題は『攻撃の形』がつくれないということにある。12試合で9得点はリーグ最下位。その中の6点はセットプレー絡みであり、トップスコアラーがDFの吉本、FW陣での得点者はアンデルソンのみという惨状である。前節草津戦では中盤でパスミスを繰り返し、攻撃において意図のあるパスは見られず。前田監督も「アンデルソンに頼るしかない」と現状を嘆く。4日の練習後には前節の先発メンバーによるミーティングを開催。1時間以上に及ぶ話し合いで、「FW2人の動き出しと他の選手の動きをいかに合わせるかという攻撃面について個々に要求し合った」(大和田)という。だが、今節の札幌戦までに与えられた時間はわずか2日間。劇的に戦術や技術が向上するということは考えにくい。だからこそ、とにかく『精神面』を立て直すことが必要である

 大和田は話す。「今年は『感動を与える』としてスタートしたけど、一人ひとりがそれを考えていない。今のままじゃ『口だけだった』と言われても反論はできない。もう1度初心に返ることが大事だと思う。今季、どうやってチームがはじまったかを思い出さないと。今のサッカーじゃサポーターも集まらない」。そうした危機感をどれだけの選手が持っているのか。ある雨上がりの日の練習前、ミーティングをする選手たちの横でピッチの水溜りの水を黙々と布で吸い取り、グラウンドの整備をするなどチームのために尽力するトレーナーの中尾さんの姿があること。試合場に行けば、水戸のために一生懸命働く数多くのボランティアがいること。そして、惨敗を喫したにも関わらず、草津戦の翌日に心配して練習場に駆けつけてくれる多くの温かいサポーターがいること。そうした様々な人の『気持ち』の上でチームは成り立っているということを選手たちはもう一度思い出さないといけない。足をつるまで、精魂尽き果てるまでプレーをしても決してバチは当たらないはずだ。『気持ち』に応えるために、『1点でも多く取ろう』という強い姿勢を札幌戦で見せてくれることを期待したい。

そして、これまで出場機会に恵まれなかった選手たちの発奮にも期待したい。ピンチはチャンスである。前田監督も札幌戦に向け、「2、3人選手を替える」と言っており、チームがこうした悪い流れになったときこそ、出場のチャンス。「選手として試合を見ていることは辛い。いつ出てもいいように準備している」と岩舘は目を輝かせており、こういう状況で力を発揮する選手がどれだけいるかにチームの総力があらわれると言っていいだろう。今節こそ、水戸の真の力が問われる時である。

対する札幌は現在6位となかなか調子が上がらないが、多くのJ2チームの監督が「1番いいサッカーをしている」と話すようにフッキを中心とした攻撃陣は破壊力抜群。前節も前々節に水戸が1対4で完敗を喫した2位の仙台に終了間際にゴールを決め、同点に持ち込んでおり、力では水戸よりも上である。「前回の対戦で札幌は負けているので、勢いよく来る」(大和田)ことが予想されるだけに「気持ちでぶつかっていくしかない」と大和田は気を引き締める。

草津に敗れ、チームの「雰囲気は悪い」(チーム関係者)水戸。そういう状況だからこそ、強い『気持ち』を集結させたい。選手、スタッフ、そしてサポーターがどれだけの『気持ち』を持ってこの試合に臨めるか。水戸にとって今節はまさに総力戦となることだろう。

以上

2006.05.05 Reported by 佐藤拓也
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