5月6日(土)J2 第14節 愛媛 vs 東京V(14:00KICK OFF/愛媛陸)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------
前節の山形戦、愛媛は今季6試合目となるアウェイで初めての勝点を手にした。しかし、2度のリードを奪いながら、目前に迫った勝点3は後半のロスタイムに1に変わった。アウェイでようやく掴んだ勝点の喜びも、吹き飛んでしまったロスタイムの悲劇。
しかしJ2では、次々と迫る試合に向けて落ち込んでいる暇はない。山形戦で顕著に表れた愛媛の第1クールの長所を生かしつつ、短所を確実に修正することで東京V戦では1ヶ月以上遠ざかった勝点3を目指したいところだ。
そこでまず短所として挙げておきたいのが、山形戦では今季初めての組み合わせとなったディフェンスライン。愛媛の左サイドを突破されてファーサイドで合わされた山形戦での失点は、今季何度も目にした失点パターン。選手が入れ替わっても大きく崩れることはなかったが「1対1の対応は第2クールの課題」と愛媛・望月監督も振り返った。チーム全体のハードワーク、グループワークでの守備は組織されてきているだけに、あとは対戦相手の特徴も踏まえたディテールの部分での修正が課題。この部分が修正できてくれば、第2クールではアウェイで勝点を挙げることも難しくはないだろう。
逆に、山形戦で期待が膨らんだ長所は攻撃陣。FW田中、MF濱岡のゴールは、その過程も含めてともに素晴らしい得点シーンだった。その2得点に絡んだのは、出場停止明けで途中出場となったMF菅沼。開幕から右の菅沼、左の濱岡というイメージがあった中盤の構成だったが、この日の山形戦では左の菅沼が得点の場面を演出。濱岡、菅沼が試合の流れの中でポジションを変え、FW田中も絡めた攻撃の形がようやく見えはじめてきた。望月監督が開幕から我慢して起用を続けてきた成果がようやく実を結び、リーグ最少得点のポジションを脱した愛媛の攻撃は、東京V戦でも注目したい。
一方の東京Vは、AFCチャンピオンズリーグを戦った韓国からそのまま愛媛に乗り込んだ。「(チャンピオンズリーグは)過ぎたこと。Kリーグチャンピオンとあれだけ戦えた経験をもって、今度はJに集中したい」。愛媛での前日練習を終えたラモス監督の頭の中は、既に1年でのJ1復帰に集中していた。
そのラモス監督が「懐かしいね」と語ったのは、愛媛でのトレーニング会場となった松山市内にある土の練習場。東京Vにとってはアウェイの洗礼とも言えるかもしれないが、選手、コーチ陣を含め、むしろトレーニングでの雰囲気は「サッカー少年」に戻ったように明るい。怪我でAFCチャンピオンズリーグを欠場したバジーリオもミニゲームに混じり、コンディションも上がってきているようだ。愛媛戦では現在J2得点ランキング1、2位のバジーリオ、平本のFWコンビが見られるかもしれない。
この両チームが第1クールで対戦したのは第3節(3/18@駒沢)。J2に昇格したばかりの愛媛、J1から降格してリスタートとなった東京Vの両チームとも、初めてのJ2で手探りのまま迎えた対戦だった。
自力に勝る東京Vが、勢いのある愛媛を破った前回の対戦からおよそ2ヶ月。愛媛にとってはチームを次のステップに進化させるため、東京VにとってはJ1昇格に近づくためには重要な、第2クールの初戦となりそうだ。
以上
2006.05.05 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第14節 愛媛 vs 東京V プレビュー】ホームで1ヶ月ぶりの勝点3を目指す愛媛。アウェイ連戦の東京Vは心機一転、J1復帰を目指す第一歩。(06.05.05)















