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【J2:第14節 横浜FC vs 徳島 プレビュー】じりじりと上位に詰め寄る横浜FCと、最下位脱出を図りたい徳島。どちらにとっても欲しい勝点は3。(06.05.05)

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5月6日(土)J2 第14節 横浜FC vs 徳島(14:00KICK OFF/三ツ沢)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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AFCチャンピオンズリーグに出場している東京Vの日程の関係で3日は試合を行っていない横浜FCは、1週間に1試合ペースの調整で今節に臨む。ちょうど1ヶ月前の4月上旬、週に2試合開催の日程が徐々に出てくる中で、その水曜日(4/5)の試合予定がなく、当時も首位だった柏との対戦をコンディション万全で臨み、柏の独走をストップさせた。今節もゴールデンウィーク中とあって、どのチームも連戦が続いている中でのこのスケジュール。今年の横浜FCには「日程」運すら味方についていると言ってもよさそうだ。

ご存知のとおり横浜FCは、開幕戦でJリーグ加入1年目の愛媛FCに黒星を喫して以来、10戦負けなしと今までにない勢いを見せる。上位に食らいついていくチームの勢いに、当初周囲から驚きの声があがっていたが、それが今ではさほど多くもなくなっている。去年まではほとんどのチームに対して「チャレンジャー」としてぶつかっていた横浜FCだったが、今年のこの快進撃で周囲の観る目も徐々に変わり、立場が逆転しつつあるようにも思える。が、この状況でも、戦っている選手たちからは、「僕達は常にチャレンジャーなので」という言葉が絶えない。これが今の横浜FCの強さを支える一つの要素とも言えるだろう。
今までの苦しい時期を味わってきた選手たちも多く残っているだけに、一つの勝利に一喜一憂する姿はなく、冷静に前を見つめ「まだまだ先が長いので」という言葉が口をつく。チャレンジャー精神を忘れず、謙虚に、でも果敢に立ち向かうチームの姿勢は、多くの観客の心をも掴みつつあるはずだ。

その横浜FCは今回、アウグストが累積警告で出場停止となる。湘南戦(12節)では移籍後初得点を決めて、自らのゴールでその存在感をさらに強めただけに、ファンにとっても少し残念ではある。ただどのチームからもアウグストに対するマークが厳しくなっているのは事実だが、彼が抜けることによってそこが「穴」とならないのが、今の横浜FCだ。アウグストの不在が全く影響しないわけではないが、そこでは他の選手がまた違った持ち味を発揮し、チームの力を保つ。 今節は、北村がスタメンで起用されることが濃厚。北村は今シーズン、スタメンでの出場はまだ4試合。それ以外は、後半の残り15分くらいでピッチに投入されることが多かった。その分「短い時間出場して『いいプレーしていたよね』という印象で終わるよりも、とにかく結果(ゴール)を出してアピールしたい」と話し、誰よりもゴールを欲しがっていた。湘南戦、後半残りわずか12分で登場した中で見せた豪快なループシュートは、執念のゴールだったに違いない。
こういった「誰が入ってもチームのサッカーの質が落ちない」プレーの数々に、アウグストが不在といっても、対戦チームにとっては今節も気が抜けない布陣となりそうだ。

今節、三ツ沢に乗り込む徳島ヴォルティスとは、第1クール(3/18・第3節)では引き分けで、勝点を分け合った。
徳島は12試合を終えた現在、2勝4分6敗と、3月25日の神戸戦から勝利が遠ざかっている。第1クールの最終節となった前節、ホームで鳥栖と引き分けたものの、12節での柏相手の大敗をきっかけに、不本意にも最下位に転落と、低迷と言っても過言ではない状況だ。
そんな中で気になるのは、失点の多さ。ここまでで19失点は、リーグワーストタイ(他に山形、草津も19失点)。リーグトップの失点の少なさを誇る(3失点)横浜FCとは、まさに対照的。 去年の失点の多さを踏まえた上での3バック→4バックのシステム変更だったが、それがなかなかうまく機能していない印象を受けざるを得ない。
また、去年と同じように故障者の多さが目立つのも気になる点の一つ。長いリーグ戦を戦っていく上で、決して選手数が多いとは言えないチームにとって、この時期でケガ人が多いことはファンにとっても少々不安。特にDF陣に関しては、登録の約半分が離脱しているという状況なだけに、問題は深刻だ。
しかし、前節鳥栖との戦いはスコアレスドローだったものの、12節で柏に0-4と完敗し自信を失ってしまわざるを得なかった状況から考えると、「失点ゼロだったのは次に繋げていけるので前向きにとらえていきたい」と鳥栖戦後の辻本。この言葉が象徴するように、3試合ぶり、今季4試合目の完封は、今のチームにとっては明るい材料の一つでもあるだろう。ちょっとしたパスミスなどが自らのピンチを招くシーンもまだ多く見られるだけに、一つでも多くの決定機を作りだすためにも、一人ひとりが自信を持ってピッチに立ち、積極的なプレーで横浜FCに立ち向かえるかどうか。
また、最下位チームとの対戦となる横浜FCだが、今節も「チャレンジャー精神」を忘れない戦いを見せてほしい。



以上

2006.05.05 Reported by 浅野有香
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