5月21日（日） 2006 ヤマザキナビスコカップ
千葉 1 - 0 清水　（15:00／フクアリ／12,298人）
得点者：'80 山岸智（千葉）
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●山岸智選手（千葉）：
「（得点の場面は）パスをしようかシュートを打とうか考えたんですが、自分の前が空いていてフリーだったので、シュートにしました。角度がなかったので、とにかくゴールの枠の中に入れようと思って打ったんですが、GKがバランスを崩していたし、決まってよかったです。うちは1トップのシステムなので、サイドのスペースにしっかり入っていかないとゴールを取れない。オシム監督もそういう攻撃を求めていると思うので、スペースに飛び出していくことを心がけてプレーしました」

●水本裕貴選手（千葉）：
「マルキーニョスはどちらかというと左足よりも右足でシュートを打ちたがるので、右足のシュートに気をつけながらマークしました。DFだけでなく、中盤の選手もしっかりサポートしてくれたから、抑えることができたと思います。サイド攻撃に対しては、（水野）晃樹とうまく連係して対処するようにしていました」

Q：今日は攻撃参加する場面や、前半にはハース選手へのスルーパスもあったが？

「ただ上がるだけではなくて、何か具体的にプレーで貢献しないといけないので、まだまだ工夫してやっていかないといけないと思います。（斎藤）大さんはそんなに上がる回数はなくても、上がった時には決定的な仕事をしています。マリオ（・ハース）に出したパスは、マリオの動きにしっかり合わせないといけませんでした。パスの強さが問題だったと思います」

●坂本將貴選手（千葉）：
「負けた清水戦や引き分けた新潟戦など、4バックシステムで左利きの選手が複数いるチームに苦戦したので、うちとしてはどう守るか、相手の守備をどう崩すかを選手同士で話し合ったんですが、それが結果につながったと思います。攻撃に関してはクロスを単に入れただけでは跳ね返されるので、コンビネーションを増やしていこうとしました。そして、自分は久保山さんをマークしていたんですが、サイドに引っ張られすぎないように、（佐藤）勇人や羽生と話しながらプレーしました」

●櫛野亮選手（千葉）：
「清水はたぶんうちの右サイド、水本がボールを持った時を狙って仕掛けてくると思ったので、その点を気をつけました。このところ失点は減っているので、守備はそんなに問題はないと思ったんですが、ここ2試合は点が取れていなかったので、攻撃のほうを心配していました。とにかく失点はゼロで終えられればと思っていました。」

Q：清水は選手の動きが流動的で、マークの受け渡しに関するコーチングに気を遣ったのではないですか？

「いや、こっちが言う前にちゃんと受け渡せていたので大丈夫でした。ただ、何人で攻めるのか、何人で守るのかというリスクマネージメントはかなり意識してやりました。」

Q：リーグ戦では出場がなく、ナビスコカップは個人的には重要な試合が続いたが？

「僕のプレーがよくないのを監督がわかっていて、それでも試合に使ってくれました。全体的にまだまだなので、これからも頑張っていきます」

●佐藤勇人選手（千葉）：
Q：後半に清水のCKからあわや失点の場面で、シュートを防ぎましたが？

「あれはたまたまです（笑）。今日は運動量が多くて厳しい試合だったけれど、なんとかチームのためにと思って走ってプレーしました。苦しい時もあったけど、攻撃に移った時は前に出て絡もうと思いました。それでチームが楽になればと思ってプレーしていました。巻や阿部がいなかったけれど、こういう試合で結果を残していけばチームも成長できると思います」

●山本海人選手（清水）：
「ラスト10分で相手に点を決められてしまったのが、今の清水の問題だと思います。抑えるべきところでしっかり抑えきらないといけないですね。集中力が切れそうになっても、きちんと守っていかないといけないと思います。ナビスコカップで2試合出られたことはすごく自信になりました。できることとできないことがはっきりわかったので、もっと成長できるように考えながらやっていきます」

●岡崎慎司選手（清水）：
「自分のシュートにも決定的なものがあったんですが、決められなくて悔しいです。今日はマルキーニョスとの2トップで、セカンドボールを拾っていくことを意識してプレーしていました」

以上