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【J2:第23節 山形 vs 鳥栖 プレビュー】勝ち点26で並ぶ山形と鳥栖の直接対決は、上位の背中をとらえるためのサバイバルマッチ!(06.06.20)

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6月21日(水)J2 第23節 山形 vs 鳥栖(19:00KICK OFF/山形県)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
-残り4節!栄冠は誰の手に!?第23節は6/21(水)19:00締め切り!J2試合予想ゲーム!-
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 順位を上げたり下げたりした末に、勝ち点26で6位から9位まで4チームが並んでいる。マラソンにたとえれば第3集団。ハイペースで飛ばす先頭集団の背中は遙か遠く、それに続く第2集団との間にも一気に追い抜けない距離がついている。今年から若干距離が長くなったとは言え、J2の厳しいコースを十分に知る4チームだ。勝負どころの第3クールを勝負どころたらしめるには、折り返し点までに第2集団の一角に割って入っておきたい。とすれば、第2クールの残り4試合での足踏みは許されない。今節は、そのうちの2チームが直接対決する。

 足が止まりかけているという意味で踏ん張りどころを迎えているのがホーム山形だ。第2クールを4連勝と好調に追い上げたものの、その後は引き分け、負け、勝ち、負けとラップタイムを落としているが、その根底には守備の不安がある。第19節・札幌戦では引き分けに持ち込まれ、続く横浜FC戦では逆転されてともに2失点。愛媛戦では守備のバランスに意識を置くことで2−0と完封したが、前節・神戸戦では前後半とも立ち上がりの失点を含む、今季最多の4失点。戦術を云々する以前の敗戦を喫した。今節は立ち上がりの隙をつくらないところから守備を見直すことになるが、これまでスピードのあるFWにラインを一気に突破されるパターンも少なくないだけに、CBの小原とレオナルドが中盤の選手やGKといかに連携を取りながら鳥栖のFW新居を抑えるかが、勝ち点3の行方を決める大きなポイントとなる。

 さらに今節、山形の戦術面にもっとも大きな影響を与えそうなのがFWレアンドロの出場停止だ。ここまでチームトップの8得点を挙げているが、最近の数試合ではサイドに開いて精度の高いクロスを供給するなどプレーの幅を広げ、間違いなく山形を走らせていた選手。苦しい戦いになるだろうが、レアンドロに頼らずともしっかり点が取れる力をつけてこそ、半分以上を残すリーグ戦を戦う糧になる。今後を占う意味でも、鳥栖戦は山形にとって重要な試金石となる。

 鳥栖は苦しいジリ貧のレースを続け、ついに転倒。しかし立ち上がってみたらギアが入り始めた、というのが実感だろう。第13節から5試合引き分けが続いたあと、第18節・仙台戦ではホームでまさかの5失点敗戦。しかしその後は、開幕からゴールマウス前を空けていたシュナイダー潤之介が戻るのと機を同じくして守備を立て直し、3試合で2勝1分け。2節前の湘南戦でシュナイダーがPKを止めたこともあり、この間の失点をわずか「1」にとどめている。

 前節・水戸戦では守備の壁を破れずスコアレスに終わったが、相手が山形であれば、中盤のポゼッションからサイドへの展開、あるいは、現在J2得点王・新居の縦の突破に合わせてライン裏へパスを送る鳥栖らしい攻撃シーンも、より増えるに違いない。CB金裕晋の出場停止で守備の連携に破綻が生じることはないだろうが、189cmの壁が自陣ゴール前から消え、セットプレーでも相手ゴール前に現れないことのマイナスを相手に突かせないように、新たに出場チャンスをつかむ選手だけでなく、チーム全体でカバーする意識付けが必要となる。また、鳥栖にとってもう一つの試練と言えるのは、この先5試合でアウェイが4試合組まれているスケジュールだ。この試練を試練と思わずに済むいちばんの方法は、もちろん勝ち点3を奪い続けることにほかならない。

 可能性がほんの少しでもある限り、J1昇格にチャレンジする権利はどのチームにもある。ただ、チャンスを逃し、前方の視界のなかに追うべき背中が見えなくなればモチベーションの低下は避けられない。折り返し点までの4試合はおそらく、悪路の登り坂。たとえ不恰好でも、歯を食いしばって走りきったチームに後半戦はやって来る。

以上

2006.06.20 Reported by 佐藤 円
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