●川淵三郎キャプテンコメント
「こんなに早く帰ってきて非常に残念です。日本の多くのファンの皆さん、そしてドイツに応援にかけつけていただいた皆さん、正確な数字はわかりませんが、延べでは7万人ぐらいになるのではないかと思いますが、そういったファンの皆さんの期待に十分に応えることができない成績で終わったことを心から残念に思いますし、皆さんに申し訳ないという気持ちで現在のところいっぱいです。
試合の内容その他についての分析は技術委員会がいろんな綿密な分析をして、レポートが出されるので、私自身の感想はここでは控えさせていただきます。ただ、初めてフランスワールドカップに出たときは、まだそんなに真剣に戦うというか、それだけの体制がなかったような第1回目の出場でしたけれども、今回については、ワールドカップの中でどれだけ日本代表チームが力を発揮出来るかという、真の意味での始めてのワールドカップであったように思います。そういった中で私の印象は、オーストラリア戦の残り8分で3点入れられた、あの部分に象徴されているような気がします。選手はそれなりに頑張ってくれましたが、最終的に疲れきって試合をしたとうような印象があって、これはどういうことでそうなったのかは、これから分析をしなくてはいけません。ただ、最終戦のブラジル戦を見てみても、個の力の差というものが明確に出て、選手自身がそのことを一番強く感じ、そういった個の力を上げていかない限り、世界のひのき舞台でいい成績を上げること、勝ちきることが難しいということを強く感じたと思います。そういったものを自分のチームに持ち帰り、あるいは自分自身の日ごろの練習の中で磨きをかける、そういう意識をどう選手が強く持ち続け、日本の他の選手にそれを伝えていくというのが彼らのこれからの義務だろうと思います。
ジーコ監督とは、4年間、本当にお互いに信頼しあいながら戦って参りました。この4年間を通じて感じることは、ジーコ監督は自分自身が考えるサッカー、自分たちがその臨機応変に、その試合の中でどう対応するかという、そういう判断力というものをしっかりと身につけさせようということ、そして自分たちは世界で戦えるだけの実力を持っているんだという、強い自信を植え付けさせようとした4年間だったように思います。そういったものが最終的に成果としてあらわれたかというと、これは残念ながらこの成績では表れていないという結果に終わったわけですけれども、そういった選手自身が考え、自信をもって、失敗を恐れず、思い切ってトライする、そういうことの初めての日本代表チームでのスタート、という位置づけかなという風に思います。やはり、世界と戦う中、組織だけではそれなりには限界があって、個の力を高めた上での組織の力、そういったものが世界で勝利を勝ちとる、あるいは優勝に近いところにいくために、絶対に必要不可欠なもので、そのことを我々自身も当然のことながらわかっていたものの明確な形で見せつけられた、示されたという位置づけの大会であったという風に思います。
ジーコ監督のやってきたことは、ネガティブシンキングではありません。『ここはだめなんだ、もっとこうしろ、ああしろこうしろ』ということよりも『君たちはやれるんだ、もっと自身を持って思い切ってどんどトライしろ。失敗を恐れるな』という自信を植え付ける、ポジティブシンキングでチーム作りをしてきた4年間だったと思う。これはやはり今後もその方向というものを変えてはならないと思うし、それがジーコ監督がこのチームに残していったものだと思います。選手はまだそのことを十分に理解し、それを実現する、グラウンドで表現できるというところまでは残念ながらいきませんでしたが、この方向性というものも、今後、我々サッカー協会は、重く受け止め、そういう方向性で新たなチーム作りをやっていきいたいと思います。
そういう意味では、今度の日本代表チームの監督も、そういうことを十分理解し、日本代表チームそのもののチーム作りについても、監督のやりたいサッカーではなくて、選手自身がみずから判断し、思い切ってトライする、そういったチーム作りが出来る監督を選ぶために、今交渉しています」
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【2006FIFAワールドカップドイツ: 帰国会見】川淵三郎キャプテン「新監督は現在交渉中。日本代表だけでなく、草の根のサッカー普及の為にも、今後も日本サッカー協会に尽力したい。」(06.06.24)
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