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【J2:第24節 札幌 vs 東京V レポート】札幌が大量4ゴールで東京Vに完勝。5年8ヶ月ぶりの4連勝達成で、厚別に歓喜を呼んだ!(06.06.24)

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6月24日(土) 2006 J2リーグ戦 第24節
札幌 4 - 0 東京V (14:04/札幌厚別/8,494人)
得点者:'14 池内友彦(札幌)、'19 加賀健一(札幌)、'53 フッキ(札幌)、'78 フッキ(札幌)
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およそ2ヶ月間も勝利から遠ざかっていた時期があったことが嘘のように、この日の札幌は東京Vに一瞬の隙も与えることなく圧勝。4−0のスコアで東京Vを退け、4連勝を達成。5位に浮上した。

勝利から遠ざかっていた頃の札幌を振り返ってみると、ゲームの主導権を握ってたくさんのチャンスを作りながらも、フィニッシュの部分に精度を欠いて勝ちきれない、あるいは敗れてしまうケースがほとんどだった。だがこの試合では、前半に風上のエンドを選んだ東京Vの出足を探りながら戦っていたゲーム序盤の14分、19分にあっさりとコーナーキックから得点を奪い、簡単に試合の大勢を決めてしまった。前節は相手のシュートが3本もバーに当たり、後半ロスタイムに劇的な決勝ゴールを奪うなど、ここ最近の流れを見てみると札幌には追い風が吹いているようなイメージさえある。
同時に、調子を落としている東京Vのパフォーマンスも低調だった。この試合からスタメン復帰したバジーリオは完全に精彩を欠いていたし、チームとしても長身の右サイドバック海本を起点として攻めようという狙いこそ感じさせたものの、すべてエリアで動きがこじんまりとしてしまっていた。前半は風上のエンドを選んだため、長いパスを生かした攻撃を展開するものかと思われたが、そうした気配はあまりなし。チームとしての戦略が終始不明瞭なままだった。

札幌は守備的MFの位置に今季初スタメンとなる西嶋を起用したことも功を奏した。DF、守備的MF、左右ウイングバックなどあらゆるポジションをこなすこの西嶋は、その高い戦術眼を生かして的確に攻撃陣をフォローし、時にはパスセンスを生かしてビルドアップにも参加するなど的確に役割をこなしていた。

後半に入ると、2点のビハインドを追う東京Vが齋藤を投入して3トップの形にするが、結果としてこのラモス采配が札幌のサッカーをよりシンプルかつポジティブなものにしてしまう。
3−5−2のシステムで戦う札幌は、相手の3トップに対して守備的MFの西嶋が左サイドバックのような役割を果たすことで対応。このシフトチェンジにより、攻撃が好きな左MF西谷の守備負担が大きく軽減。攻撃好きな選手が、より攻撃に力を注ぐことができるようになったのだ。
もちろん、このエリアで東京Vが数的優位を作ることができていれば状況は違ったのだろうが、動きの小さな東京Vはみすみす札幌選手の個々の役割をより明確にさせてしまったのだ。

53分に砂川との連係からフッキがシュートを決め、78分にもまたフッキがPKを蹴り込む。対して東京Vが札幌ゴールを脅かしたのは90分を通じても僅かに1度のみ。「打ったシュートは4本で、取られたのは4点。攻も守りもできていないということ」と左サイドバックの石川が振り返ったように、この試合はとにかく札幌がすべての面で東京Vを圧倒。前回の厚別競技場での試合は6−1と大敗してサポーターのブーイングを浴びたが、この日は一転、喝采を勝ち取った。

だが、札幌はまだまだ気を緩めてはいけない。思い返せば、10試合も勝利から遠ざかっていた時期の直前は絶好調だった。好調時に起きたちょっとしたミスからの敗戦が、札幌を苦しみの中へと引き込んだ。この連勝中はその苦い経験を生かして、しっかりと集中して勝ち点を積み上げたいところである。

一方の東京Vは我慢の時期である。札幌が苦しみの果てに流れを得たように、自分たちのサッカーを貫けば必ずや風向きは変わるはず。GK高木が「今日の負けを引きずるのは、今日だけにしたい」と前向きに話したように、難しいかもしれないが気持ちを切り替えてやっていくしかない。失点を重ねる試合にも最後まで熱心に応援を続けたサポーターがついている。風向きはかならず変わるはず。

以上

2006.06.24 Reported by 斉藤宏則
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