6月24日(土) 2006 J2リーグ戦 第24節
柏 1 - 1 水戸 (14:04/柏の葉/7,822人)
得点者:'25 北嶋秀朗(柏)、'89 桑原剛(水戸)
----------
2日前の早朝、ドイツワールドカップ・日本代表の3戦目となるブラジル戦での前半ロスタイムのシーン。
玉田のゴールで先制し、ハーフタイムに入る直前の一瞬、ロナウドに同点弾を浴びて肩を落とした日の丸イレブン達の姿。そんな記憶を脳裏に残しながらも、気持ちを新たにJ2に切り換え、柏のホーム戦へと足を運んだ。しかし試合終了のホイッスルが鳴り、ピッチにしゃがみ込む柏の選手らを見て、この日本代表の悪夢がよぎった今日の一戦となった。
今季初開催となる柏の葉公園総合競技場は、心配されたお天気も太陽が顔を出す快晴。スタンド観戦には心地よい風も吹くが、ピッチ上は暑さが増すことを予感させた。
試合開始前には、黄色に輝くユフォーム型大幕がバックスタンドに掲げられ、レイソルサポーターによる日立のテーマ曲が歌われ、ウォーミングアップを終えた選手達にエールを送り志気を高める。ゴール裏中央の横断幕には『一心同体』の文字。
タイトな日程となる3連戦の最終戦・J2第24節。1勝1敗で迎えたこの試合を前に、連勝モードへと仕切り直しを計りたい首位の柏がホームに迎えたのは7位の水戸。「守備が堅く、崩しにくいチーム」と柏・石崎監督が警戒する相手。水戸は、これまでの8勝の内、その半数を東京Vや札幌、横浜FCといった上位チームからあげている。
そんな水戸は「この間の(6/21草津戦@笠松)メンバーと一緒(椎原以外)」と水戸・前田監督が話す4−4−2の布陣でスタート。「ディエゴや北嶋が入ってきてかなり動くだろうと、スペースを無くすためにかなり下げた(水戸・前田監督)」形で前節の勝利で自信を掴み始めた攻撃のチャンス作りを意識し、カウンターを狙った。
対する柏のスタメンは、前節の湘南戦(6/21@平塚)で左内転筋を痛めたFWフランサと、左ハムストリングスを痛めたMFリカルジーニョを欠くメンバー。2トップには、第10節4/18の山形戦以来のスタメンとなるFW北嶋と、初のコンビを組むFW李忠成。DFラインには累積による出場停止明けのDF小林祐三が戻った。
試合は、前半25分北嶋のヘディングゴールで柏が先制。左サイド大谷から前へ送るボールに合わせた北嶋の復活弾だった。北嶋に集まる選手達がベンチ近くに向かい、4日前にチームに合流したばかりのMF佐藤(清水から期限付移籍)に贈る「ゴールしたらやろうと決めていた(柏・北嶋)」というゆりかごパフォーマンスも披露。ベンチから二児の父となった佐藤本人も駆け寄るがピッチライン際で審判に止められる光景からは、既にチームの輪に馴染んでいる様子が見てとれた。
しかし、柏はその後に2点目、3点目が取れなかった。暑さで両チームとも「足が止まってしまっていた(水戸・桑原)」。柏の決定機は前半17分、28分、後半21分と何度か訪れてはいた。ゴールわずかに反れたり、バーに撥ね返されるなどフィニッシュが決まらないシーンが続き、サポーターも歓声と落胆を繰り返していた。
そんな中「後半30分に勝負をかけようと、3バックに(水戸・前田監督)」して初の試みという「センターバックと大和田(サイドのバックス)をセンターフォワードにし、高い位置でボールを拾いシュートを狙った(水戸・前田監督)」。水戸は1点ビハインドの中、勝負をかけてきた。
1−0で柏が守りきるかに思えた後半ロスタイム。FKを蹴るMF権東(マルキーニョと交代出場)の蹴ったボールを柏GK南がパンチングでクリアしたところのこぼれ球をMF桑原がゴールへ蹴りこんだ。試合終了の笛が鳴り座り込むMF山根らの姿を見ても、勝点2を失ったショックは隠しきれなかった。
幸い2位の横浜FCも神戸と引分けた為、勝点差は3のままで首位を持続した柏だが、選手らのショックはかなり大きく「1点決めてもショックの方が大きい。僕のせいです」と北嶋も肩を落としていたのは痛々しかった。しかし、ゴール裏に挨拶に回る選手達に送られたのはブーイングではなくサポーターの拍手。『一心同体』である柏のサポーターも共に落胆しながらも気持ちを切替えようと選手を励ます拍手の様だった。
「W杯を見ても酷なJ2を戦い切るのにも、日本のサッカーでタフさを育てていかないと」という前田監督の会見での言葉にも出た『タフさ』。第2クール終盤に近づくJ2で柏のチームスローガンでもある『タフネス』を、今季の柏が作り上げているサポーターとチームとスタッフとの間の一体感という自信と共存させた「勝ち切るプレーをしていく(柏・小林祐))」事に期待したい。負けてはいないし、まだまだリーグは続くのだから。
以上
2006.06.24 Reported by 脇本カオル
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第24節 柏 vs 水戸 レポート】2ヶ月ぶりのスタメンとなった北嶋の復活先制弾なるも追加点を取れず、試合終了直前、水戸に同点弾を決められ、勝点2を落とした柏。(06.06.24)
- 開幕特集
- 開幕招待
- 国立招待
- J.LEAGUE ALL-STAR DAZN CUP
- 熱き一枚を手に入れろ
- ベイブレードコラボ
- 明治安田のJ活
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 移籍情報
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- NEXT GENERATION MATCH 2026
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
















