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【J2:第26節 徳島 vs 山形 レポート】予想通り、先制点が勝敗に大きく影響した一戦。徳島は勝ちパターンに持ち込めず3連敗。(06.07.09)

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7月8日(土) 2006 J2リーグ戦 第26節
徳島 1 - 4 山形 (19:05/鳴門/1,504人)
得点者:'12 レオナルド(山形)、'19 玉乃淳(徳島)、'53 林晃平(山形)、'63 林晃平(山形)、'75 レアンドロ(山形)
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先制点が勝敗を大きく左右すると予想されたこの一戦は、それを奪ったチームこそが勝利に大きく近づくはずだった。そして、結果はやはりその予想通り。前半早い時間に先制点を奪った山形がホーム徳島から勝利を収めた。

確かに徳島も一度は同点に追いつくゴールを挙げ、その後試合の主導権を握る時間帯もあったが、それは決して徳島の勝ちパターンではなかったと言える。勝利のためには、まず先制点でリードを奪い、それによって得られるゆとりを持って守備の集中力を高め、相手の攻撃を封じることこそが徳島には必要であった。

試合内容を振り返ると、前半は徳島が互角以上の戦いを演じる。立ち上がりから両サイドを広く使った攻撃を披露し、何よりも欲しい先制点を奪うべく山形ゴールへ襲いかかった。特に、トップ下の位置に構えた玉乃が落ち着いたプレーでその攻撃をリード。左右へ流れるジョルジーニョ、羽地、片岡らアタッカー陣へのシンプルで効果的な配球によってリズムを生み出した。

また、守備においても、前半の徳島に大きな乱れは見当たらなかった。山形のレアンドロを起点とした細かなパスワークに対して、早く激しいチェックと井手口を中心としたラインコントロールで応戦し、崩されるような場面は作らせない。組織として十分な守備を展開したと言っても過言ではないだろう。

ただ、前半通してこのように出来の良かった徳島ではあったが、肝心の先制点を山形に許してしまったことだけは悔まれてならないはずだ。もちろんそのゴール、徳島の守備が責められるようなものではなく、決めた山形・レオナルドのフリーキックがあまりにも素晴らしすぎたのだが。

しかし、理由はどうあれ、先制点を山形に譲ったことが徳島にとっては非常に痛かった。
失点からわずか7分で玉乃がクリーンシュートを決めて同点とし、それによってさらに活性化されたチームは勢いに乗って攻撃の手を強めたが、前半でそれ以上の得点を奪取するまでには至らない。そればかりか、後半へ入ると逆に、ハーフタイムでしっかりと切り替えてきた山形に追加点を狙って前がかりになったところを突かれ次々とゴールを割られた。その結果、前半は拮抗した展開であったこの一戦も、終わってみれば1−4とスコアのひらいた山形の大勝となってしまった。

このように徳島が敗れた要因としては、勝負の懸かった後半に逆転を狙うがあまり守備への意識が薄くなってしまったことが何より挙げられる。そして、そうなった理由は、他でもなくやはり先制点を奪われたことであろう。
連敗中でどうしても勝利の欲しかった徳島としては、同点ゴールだけでは事足りない。逆転する追加点を挙げるために、攻撃的に前がかりへとなっていった。ただ、苦言を呈するなら、残念ながら今の徳島に相手をたたみかけるほどの攻撃バリエーションはない。そのために狙う追加点を奪い切れず、反対にそれが引き金となって失点を重ねてしまったとも言えるだろう。
挙げたゴールが先制点であったなら・・・。今さらながら、今節でも徳島にとっての先制点の重要性が浮き彫りとなってしまった。

平日(12日/水曜)開催の次節に試合のない徳島。第2クール、そしてリーグ前半戦を黒星、それも3連敗で終えることとなってしまったが、次の試合までの1週間で出来る限りの立て直しを期待したい。

以上

2006.07.09 Reported by 松下英樹
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