7月26日(水)J2 第30節 鳥栖 vs 山形(19:00KICK OFF/鳥栖)
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長いリーグ戦では、致し方ないことも多くあるだろう。その一つに選手の出場停止がある。今節対決する鳥栖と山形においても、戦術に微妙な影響を与える選手が出場停止となる。鳥栖は、DF長谷川とMF濱田の右サイドであり、山形は2トップのレアンドロと林である。
前節、鳥栖は高橋・山口・新居とセンターラインを出場停止で欠いて、水戸と勝点1を分け合った。代わりに入った選手もよく持ち味を出して戦ったものの、わずかな隙を突かれて先制点を許し、つかの間の勝ち越しも終盤に追いつかれてしまった。DF村主・長谷川の今季初得点で一時は勝ち越したものの、センターラインの出場停止は、いつもの勢いに微妙な影響が出ていた。高橋のロングフィードや積極的な攻撃参加、山口の精度の高いキックや前線でのタメ、そしてエース新居の相手DFを混乱させる動きが出せない分だけ、攻撃に幅が見られなかった。そして、その試合でMF濱田とDF長谷川が警告を受けて今節が出場停止となった。
同様に山形も前節は予想外の状態に陥った。前半に2トップが退場となり、50分近くを4-4-0で戦い抜いた。東京Vの猛攻をしのび最少得点差で敗れはしたものの戦う姿勢は最後まで見せてくれた。しかし、得点源である2トップを今節は出場させることができない。
どちらも手負いと言える布陣で戦うことになるが、だからと言ってハンディになるわけではない。鳥栖は、DFに加藤が入り、MFには小林・廣瀬と元気者がそろっている。山形にも根本と阿部という、高さとテクニックを持ったFWが控えている。
鳥栖は、センターの3人が戻り、尹晶煥を中心につなぐサッカーが復活する。右サイドからの攻撃力は、多少落ちるかもしれないが、ポゼッションの高さで十分に補うことができるだろう。練習では、積極的に攻守に絡む動きを見せていた高橋が目立っていた。新居も休養十分と積極的にゴールを目指していた。山形のフラットDF・MFをいかに崩すのかの真価が問われる。バイタルエリアで新居の運動量が目立つようならば、鳥栖が優位に試合を運ぶことだろう。
山形も根本の高さを生かし、精度の高いクロスや阿部のテクニックを生かした足元へのパスなどが多く入るようになると、鳥栖の苦戦が予想される。どちらも中盤から前線へのボールの運び方とDFの対応力が問われる一戦となる事は間違いない。
「3廻り目にはいると、相手の脅威も見えるが弱点も見える」と山形攻略に自信を見せる松本監督(鳥栖)。エースの新居が戻ってきたことでチームだけでなく、スタジアムに集まるサポータにも勢いがつくに違いない。
リーグも後半戦に入り、チームの特徴も選手の成長具合も見えてきた。昇格レースに参加できるチームも徐々に絞り込まれてきている。勝点差1の直接対決。上位グループに追いつくためには、お互いに叩いておきたい相手である。
サッカーは勝点を得るために試合で勝利を目指す。と同時に、昇格の権利を得るための戦いでもある。残り試合を考えて戦う時期に入ってきたようだ。
以上
2006.07.25 Reported by サカクラゲン
J’s GOALニュース
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