7月29日(土)J2 第31節 徳島 vs 横浜FC(19:00KICK OFF/鳴門)
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徳島は今、Jリーグ昇格以来最も苦しい状態にある。24節から前節まででJ1年目の昨季にもなかった屈辱の6連敗。今シーズンは6節以降に10試合勝ち星から見放された(3引分け7敗)時期もあったが、引き分けによる勝ち点1さえも得られない現在はその時以上に厳しいと言えよう。
しかしながら、その敗れた6試合、チームの出来が特別悪かったかと言えばそうではない。24節の愛媛戦を除いてはどの試合でも必ずゴールを挙げているし、守りについても完全に組織が崩壊させられたような試合はなかった。
ただ、ほんの少しの集中力の欠如や小さなミスから失点を招き、それによって自らリズムを失うことで敗戦への道を辿ってしまったように思われる。特に前節の柏戦ではそれが誰の目にも明らかだった。前半ではパーフェクトな攻守を披露し先制点まで奪いながら、迎えた後半開始直後にディフェンス陣が一瞬のスキを突かれてあっと言う間の失点。それにより主導権まで奪われてしまい、結局逆転を許すこととなった…。
とは言え、徳島としてはいつまでもこの悪い流れを引きずっているわけにはいかない。今節こそ、何が何でも連敗脱出となる勝利をもぎ取らなくてはならない。そしてそのためには、気持ちをしっかりリセットし集中力を高め直すこと、さらには頭の中の敗戦イメージを消し去ることが必要だ。加えて、万が一今節また苦しい展開になったとしても「またか」というマイナスの意識に陥らないことが重要と言えよう。
要するに、強いメンタリティを発揮することこそが、今節の勝利を手繰り寄せる最大のポイントなのである。
対する横浜FCは、前々節、前節の連続引き分けによって順位こそ4位へと降下した。が、それも勝ち点から見ればまだまだ悲観するほどのものではない。ただ、その2試合、内容面ではやや気にかかる所があった。2戦とも試合終了間際までリードしていながら、最後に追い付かれドローに持ち込まれたのである。これには高木監督も「残り時間の使い方をもう少し徹底できればよかった」と前節終了後に振り返り、今後については気持ちの切り替えが必要なことを語った。
が、チームの高い充実度に今さら疑いの余地はない。特に、リーグで断トツの数字“総失点12”を誇る守備はまさに鉄壁。今節の徳島はもちろん他チームも、リスクを恐れない勇気と積極性、そして普段以上の創意工夫をもって挑まなければ簡単にはその守りを撃ち破れないだろう。
徳島にとって6連敗という結果は目を背けたくなるものだが、逆に正面から向き合えばきっと得るものもあるはず。自分たちに何が足りないのか、また自分たちは今何をすべきなのかをこれまで以上に真剣に考え、導き出した答えに対して今はがむしゃらに取り組むべきだろう。そうすれば再び道は開かれるに違いない。
今節、徳島の再スタートに注目し、そして期待したい。
以上
2006.07.26 Reported by 松下英樹
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