7月29日(土)J2 第31節 草津 vs 柏(19:00KICK OFF/群馬陸)
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前節(26日・第30節)の試合が休みとなった草津。植木監督は同日、今節の対戦相手である柏戦に足を運び、自らスカウティングを行った。そして、導き出した戦術は・・・、なんと『撃ち合い』だった。
「ディエゴやリカルジーニョなど柏の戦力と、うちの守備力を考えたら、守りを固めていっても、最終的にどこかでやられてしまうだろう。黙っていてもやられるなら、思い切って勝負に行きたい。大量失点の危険性ももちろんあるが、この方法で戦えれば、チームの自信につながる」。植木監督に、迷いはないようだ。
『撃ち合い』とは言っても、草津と柏の総合力の差は、順位が物語っているように明らかだ。草津は柏の攻撃を耐え忍んで、ボールを奪った際に、一気に総攻撃を仕掛けることになるだろう。植木監督は「守り主体のゲームにはしたくない。もし、こっちが先手を取れれば面白くなる」と付け加える。
草津はここ数試合、4バックのシステムでスタートし、後半途中で3バックに移行することが多い。今節もDFラインは、これまで同様に4バックを敷く予定。だが、中盤は、柏のブラジル人への対策、そして、攻撃の活性化のために、新たな方法にチャレンジする可能性が高い。草津にとっては、この試合が今季のターニングポイントになるかもしれない。
6試合勝ち星から遠ざかる草津だが、このところ、練習の雰囲気が明らかに変わってきている。選手同士が互いの要求、意見をぶつけるシーンが多く見られるようになってきたのだ。そして、それが緊張感をもたらしている。「試合でしっかりと声を出すことが、うちの課題でもある。声が出ていたら、失点を防げて勝ち点を奪えていたゲームもある。練習から、意識してやらなければならない」と高田。これを続けることができれば、チームは必ずや良い方向に向かうはずだ。
対する柏だが、首位はキープしているものの、リーグ序盤に比べて厳しい戦いが続いている。前節も、最下位・徳島相手に苦しいゲーム展開を強いられた。現在。2位以下が大混戦となってきているだけに、柏としては、そこに巻き込まれることだけは避けたいところ。その意味では、下位クラブからの取りこぼしは許されない。
この試合、アウェイのバックスタンドは異例の完売。柏側のスタンドはレイソルカラー一色で染まることが予想される。迫力のある重低音と、あのトランペットの響きが、柏の選手たちを勇気付けることは間違いない。
草津と柏の過去2試合の対戦は、草津の2敗。草津は、第1クールで0−4と完敗。第2クールは1−2と惜敗した。「第2クールの対戦では、差が縮まった気がした。一瞬たりとも気を抜かずに戦って勝利を収めたい」と鳥居塚。今の草津が首位・柏に真っ向勝負してどれだけ戦えるのか。チームの成長が問われるゲームとなる。『撃ち合い』の先にあるものは、「生」か「死」か? その「引き金」が引かれようとしている。
以上
2006.07.28 Reported by 伊藤 寿学
J’s GOALニュース
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