●キリンチャレンジカップ2006
8月9日（水）19:20／国立
日本代表 vs トリニダード・トバゴ代表
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●田嶋幸三専務理事
「最初の試合だし、相手の大学生も本気だった。同じ年代でもあったし、本当に選手たちがすごくやる気を見せていたのがよかった。システム？　ポジションを固定するつもりもない。小さい選手にストッパーをさせるとか、何があってもおかしくはない。今は選手の能力を見極める段階。
今日も自分で判断できるようになってくれとオシム監督は話していた。誰がどう代わるんですかと聞くこと自体ダメだ。自分で考えるようにと言っていた。そういうことができないと世界の一流になれない。いいことじゃないですか。選手たちがオシム監督の意図を汲んでやろうという努力をしたことが大事。でも練習はあんなもんじゃない。本当はもっと判断していかないと付いていけない。今日は序の口。ある意味、不気味だったのではないか。これはもっと厳しくなるという意味です。何でもありえるし、何でも対処できるつもり」

●川口能活選手（磐田）
「初日？　まだ1日しか練習していない。練習試合を見ても変則的だった。練習も今までとは違うし、アップも面白かった。これからの練習が楽しみだ。試合のテーマ？　監督からは特に具体的な指示はない。自分たちで考えて判断して、守備の組織とか攻めのアイディアとかやりましょうということ。ピッチ上で考えてどう判断するかがテーマになる」

●坂田大輔選手（横浜FM）
「足がつった？　つったりはしてない。1回下がってからまた出るまで間もあいてますし。前半は枚数が多くてポジションがなかった。その結果、すごく動く羽目になって、なかなか大変だった」

●田中隼磨選手（横浜FM）
「まずはこの一歩が大事。自分のプレーをすることを心がけた。指示？　特にないけど、監督は自分たちが納得いくプレーをしてくれと言った。走ることを評価されてここにいると思っている。
最初のシステム？　うまく中で対応するようにと言われた。左サイドに人がいなかったけど、最初は3バックで功治（山瀬）が左をケアして、右に自分と寿人（佐藤）が入るような形でやっていた。選手が考えて相手のフォーメーションに対応するようにしていた。自分たちで理解してポジションやフォーメーションを考えてやれということ。1本目はそういう意図だったと思う。今集まっているメンバーは共通している部分がある。それは走れてスピードがあるということ。でもただ走るだけじゃいけない。監督も同じスピードで走るなと言っていた。アップ前にただ走るだけじゃなく、ボールが動いている時に走るスピードが大事なんだと。それを心がけていた」

●小林大悟選手（大宮）
「FK？　それ以外は納得いくプレーがあんまりできなかった。ミスを少なくして、いろんな状況に対応しなければいけない。オシム監督は『動くのはもちろんで、ただ動いてもしょうがない。チームとして連係しないと走りがムダになる』と言っていた。全体的に動き出してこそ、いい流れになる。だから1人1人運動量を増やすこと、連係を高めることを心がけていかないといけない。千葉とは今までも試合をしているし、オシム監督の言葉も聞いていたから驚きはない。もっと頭を使っていくべき。強い相手とガチガチやっても勝てない。動きを早くして工夫して打開していくことは日本人が得意だと思う」

●今野泰幸選手（Ｆ東京）
「監督が代わってすごいなあと…。知っている人も多いし、久しぶりの代表で少し緊張している。オシム監督が言っていたのは基本的なことばかり。もっと早くパスを回せとか。100％走り続けることはできないから、ゆっくりする時も必要。スピードチェンジをしながらやることが大事と言っていた。自分も早くケガを治して復帰したい」

●山瀬功治選手（横浜FM）
「サッカーをやる上では常に頭を働かせなければいけない。頭を働かせないとできない。そういうための練習という感じ。とりあえす試合もそうだし、練習も楽しんでやろうと思う」

●駒野友一選手（広島）
「早い時間帯に点を取りたかった。チーム全体でどんどん飛ばしていったのはリードしたかったから。監督からは90分間100％ではいけないからペースを考えろということを言われた。右と左に対しても指示はなかった。お互いにコミュニケーションを図ることを気をつけた。問題点があればピッチで解決してほしいと言っていた。自分はどんどん中に入っていこうと思っていた。年齢的にチームは若くなったし、コミュニケーションを図って、お互いの特徴をいい方向に持っていきたい」

●佐藤寿人選手（広島）
「自分たちで考えて、問題が起きたら中で解決するようにとオシム監督は話していた。最初だけはポジションの指示をしていたけど、交代する時はいるメンバーを見てポジションを考える感じだった。今日は3トップのサイドが多かった。チームとは違うけど、自分の要求されるプレーをしていきたい。練習方法に戸惑いはないし、やっていくことが楽しみだ」

●中村直志選手（名古屋）
「役割？　自分たちで話してやった。ボランチはチームでやってないんで、慣れてない部分もあった。試合前の練習は実戦を考えながら…動きまわるっていうか、実戦的な練習なので考えながらやらないといけなかった。ハーフタイムには前へ急ぎ過ぎず、ガンガン前に行くんじゃなくパスを回しながら、サイドも使いながら、ということを指示された。昨日、チームで練習試合を90分フルにやってたんで疲れていた。明日1日休んで、がんばります」

以上