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【J1:第18節 千葉 vs F東京 レポート】2点先行するも守備の乱れから逆転負けした千葉はホームゲーム3連敗。F東京は倉又体制初戦を白星で飾る。(06.08.21)

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8月20日(日) 2006 J1リーグ戦 第18節
千葉 3 - 4 F東京 (19:04/フクアリ/17,261人)
得点者:'5 阿部勇樹(千葉)、'7 坂本將貴(千葉)、'16 ルーカス(F東京)、'62 赤嶺真吾(F東京)、'75 石川直宏(F東京)、'84 羽生直剛(千葉)、'89 阿部吉朗(F東京)
★ハイライト&会見映像は【こちら】
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 前半は2−1とホームの千葉がリードして迎えたハーフタイム。約300発の美しい花火が夜空を飾ったが、試合が終わってみれば、それはアウェイのF東京の逆転勝利を祝うものとなってしまった。

 千葉は出場停止明けのDF斎藤大輔が負傷はしていないもののベンチ入りせず、前節と同じスタメンとシステム。対するF東京は、DF徳永悠平が出場停止明けで、MF伊野波雅彦が出場停止という事情もあり、前節からスタメンを4人入れ替えた。さらに「守備の立て直す」(倉又寿雄監督)ため、前節までの3バックから4バックに変更して臨んだ。
 試合前のピッチでの練習に出る直前、F東京はウォーミングアップルームで長めに円陣を組んでいた。「試合の入り方に気をつけようという話などがあった」(MF川口信男)が、試合が始まってみれば、立ち上がりに主導権を握ったのは千葉のほうだった。

 千葉は、MF坂本將貴の攻め上がりからCKを得ると、5分、FWハースのボールに合わせたMF阿部勇樹が8月16日の日本代表戦の再現のようなヘディングシュートで先制点をゲット。さらに7分にはペナルティエリア内に詰めた坂本が右足でループ気味に放ったシュートが決まり、早々と2点のリードを奪った。

 だが、監督交代劇がF東京の選手の精神面に与えた影響は大きかった。2点のビハインドにも気持ちは切れることなく、前節とはまったく別のチームと思うほど攻守にアグレッシブな動きを見せた。前線から激しくプレスをかけてボール奪取を狙い、マイボールになるとスピーディーに攻める。そして、16分にはFWルーカスのゴールで1点差とした。

 その後は千葉がボールキープする時間が長くなるが、なかなかいい形でフィニッシュまで持ち込めない。39分には、16分にF東京の選手との接触プレーで左膝を傷めていたMF佐藤勇人が負傷交代するアクシデントが発生。千葉は後半に入っても決定機をモノにできず、F東京を突き放す3点目が奪えない時間が長く続いた。

 チャンスを逃していれば、相手にチャンスの時間がくるのはよくあることで、この日もそうだった。F東京は62分にゴール前の混戦からFW赤嶺真吾、75分にMF石川直宏が豪快なシュートで得点して逆転。それに対して、千葉は84分にMF羽生直剛が角度のないところから見事なシュートを決めて追いつくが、ロスタイムにFW阿部吉朗にゴールを許して3−4。前半には3、羽生のゴールで1を確保したかに見えた勝点は0になった。

 千葉はそれぞれの選手が持ち味を発揮して3点を奪ったが、守備では後手に回った。相手のプレスに引っ掛かってボールを失い、62分、ロスタイムの失点シーンではF東京の選手と同数の選手がペナルティエリア内にいたにも関わらず、相手にシュートさせてしまった。ゴール前の危険地帯で選手一人ひとりが責任を持って粘り強く守れなければ勝てるわけなどない。ホームゲームでしっかりと結果を出さなければ、フクダ電子アリーナに観戦に来て千葉のファンになる可能性のあった観客を、今後は失うことにもなりかねない。

以上

2006.08.21 Reported by 赤沼 圭子
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