8月26日(土)J1 第20節 大宮 vs 川崎F(18:00KICK OFF/熊谷陸)
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今季2度目の熊谷開催のホームゲーム、大宮が迎えるのは何かと意識せざるを得ない川崎Fだ。2005年にJ1同期生として昇格を果たした戦友だが、J1 2年目の成績を見る限り明暗分かれている。川崎Fは現在勝点38の3位。首位G大阪(同42)、2位浦和(同40)と共に優勝争いの渦中に。一方の大宮は現在勝点29の8位。7位千葉と勝点で並ぶものの得失点差は6。年間目標の7位まであとわずかではあるが「とりあえず、残留争い圏内を脱したい」(三浦監督)と降格の恐怖が数字的にはなくなった訳ではない。
今節は体力的に厳しい8月の4連戦の3戦目。「上位陣相手に1勝1敗で乗り越えたい」と三浦監督。上位陣とは前々節G大阪戦と、今節戦う川崎F戦を指す。G大阪には0-2で敗れていることもありこの川崎F戦は勝利したいところ。4月、アウェイで1-3で完敗した厳しい相手に間違いはないが、まずひとつ勝利を手に入れたい。
前節横浜FM戦、2-1で勝利したがこの時、何よりも功を奏したのが4-1-4-1というフォーメーションだろう。前々節G大阪戦後半から継続の形だが3-5-2で試合に臨んだ横浜FMにはなにもさせず。前から取りに行く形ではなく、組織で数的優位を作る。攻めさせるのだが、ラストパス、フィニッシュには持ち込ませず、その前であくまで組織的に相手の攻撃を止める。この形で要となる1ボランチとして起用されているのが斉藤雅人だ。攻守に渡り運動量も状況判断も守備力も要求されるこのポジションは指揮官から見れば全幅の信頼を置く人間であることの証だ。「誰にやらせてもピンと来なかったが斉藤は違う。予測、危機察知能力がありボールも扱える」目立つポジションではないがキーになるポジションだ。
さて川崎F戦に目を向けると、なんと言っても我那覇、ジュニーニョの2トップを食い止めなくてはならない。「でも基本は守備だよね。バランスが良い」と三浦監督。長身3バックには堅いし、中村、谷口のダブルボランチはどちらも攻守こなせるため最初からケアしなくてはならない。「勢いのある2トップだけでなく、ボールの出所でもあるボランチをいかに抑えるか」も鍵になると三浦監督は続けた。そこで、大宮は4-4-2で臨むのか、4-1-4-1で臨むのか。前日練習は非公開で行われたこともあり、はっきりとはわからないが、前節で圧倒的な守備力を見せた4-1-4-1で臨むのではないだろうか。
「ジュニーニョ、我那覇、あとはマルコン。彼らに自由にさせないためにはやっぱりスペースを与えないこと」というのは右のサイドバックに入る波戸。まずは守備、そこからのカウンターで大宮は勝機をうかがう。川崎Fはこの3試合は1勝1分1敗。ここまで総失点25は、18チーム中3位で守備の堅いチームではあるが、第13節からの7試合は全て失点している。先制点さえ与えなければ大宮の勝利がより近づくだろう。
大宮は出場停止明けの森田が戦列復帰するが、横浜FM戦自身J通算50ゴールを挙げ「ゴールがなくても良いパフォーマンスだった」と指揮官に言わしめた好調吉原と1トップの座を争わなくてはならない。
前節でほお骨など複数箇所を骨折した土屋が全治6週間。センターバックとしてもサイドバックとしてもチームを支えてきた彼の不在は痛い。他にもセンターバック奥野、藤本主税、桜井と主力クラスが離脱中。
苦しさを増す台所事情の中、勝利だけが支えになるだろう。
以上
2006.08.25 Reported by 了戒 美子
J’s GOALニュース
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