8月26日（土） 2006 J2リーグ戦 第36節
山形 1 - 0 仙台　（19:04／山形県／13,043人）
得点者：'18 内山俊彦（山形）
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●内山 俊彦 選手（山形）：
「去年、アウェイで（秋葉）勝が点を入れたときも相当うれしかったですけど、ホームで勝つというのは格別です。ベガルタには負けたくないというのもあるし、ずっと（今季９シーズン目）山形にはお世話になってるし、『ベガルタだけには・・・』と意識してました」

Q:ゴールの場面は？
「ザイさん（財前）からいいボールが入りました。自分をターゲットに狙ってくれるし、自分が触れなくてもその後ろでセカンドチャンスがつくれているし。 自分は勢いで流れ込んでいくだけです。ザイさんのボールが落ちるので、頭で行ったほうがいいと思いました。シュートを打ったときに、キーパーの脇に軌道が空いているのが見えました」

Q:前回の仙台戦に続いてのゴールですが？
「あれはＣＫ気味のＦＫでちょっと違ったんですけど、いつもゴールは狙っているんですけど、たまたまベガルタ戦で取れて、今日は勝利に結びついたので、特に印象に残る試合になると思います。この前の水戸戦ですごいブーイングを受けて、申し訳ない気持ちもいっぱいだったし、悔しい、見返したいという気持ちもあったので、ちょうどベガルタ戦だったので、勝ててサポーターと試合を喜べたのは一番うれしかったです」

Q:今日のベガルタの攻撃の印象は？
「よくないときでも、気を抜くとロペスとかボルジェスがひとりでもできるので、悪く見えるかもしれないけど、気が抜けない展開でした。１−０という難しいゲームでしたけど、それができたのは集中してたからだと思います」

●財前　宣之 選手（山形）：
「うれしいっていうだけです。ずっとホームでダービーが勝てなかったらしいので。７年勝てなかったというのは、今日、新聞見て初めて知りました（笑）」

Q:先制のＣＫの場面を振り返って。
「打ち合わせどおりでした。ロペスが大きいので、ロペスを越して落としてくるというのを徹底的にみんなに言っていたので、それがいちばんいい弾道で。千葉にマークされてたのでトシ（内山）も工夫して、タイミングをズラして入ったらうまく外れた、と言ってました。ダービーはお互い堅い試合になるし、セットプレーが大事になると思ったので、セットプレーは特に気持ちをこめて蹴りました」

Q:怪我をしていた左足首の状態は？
「いやあ、痛み止めが効くんですよね。でも、20分ぐらいしか効かなかったです（笑）。途中から足を引きずってました。インサイドはいいんですよね。インステップがダメなんです。後半もカウンターの場面で、左で打つところを無理矢理右で打ったのでふかしちゃいました。あれもふつうのタイミングなら左なんですけど、インステップが蹴れないので、無理矢理右で蹴った分、足元に入っちゃって。今日は正直、何分できるかわからなかったので、最初から、行けるところまで行くということだったんですけど、最後のほうは痛み止めも切れて痛かったんですけど、こちらも勝ってましたし、最後は迷惑掛けないように、手を挙げて代わりました」

Q:小原選手も脳震とう気味で、代わるに代われなかったのでは？
「そうなんですよね。（小原）章吾もハーフタイムで何言ってるかわかんなくなったし、ちょっとボーッとしてたので。たぶん、本当は代わらなきゃいけない状況だったんですけども、こういう試合だったので無理矢理使われましたし、僕も出れなかったですし、臼井も最初の接触でダメだって言ってたので、なんとか前半だけもたせて。自分がいちばん最初に危なかったんですけど（笑）、２人カードを切ったので。代わる前にまたうじ（氏原）が倒れたりして大変でした。たぶん、普通の試合だったら代わってる状況なんですよね。章吾にしろ、臼井にしろ、グラウンドに立っていて気持ちが伝わりました」

Q:今日、勝てた要因は？
「たぶん、ベガルタよりも勝ちたいという気持ちが上回ったんじゃないですかね。それは自分もグラウンドに立ってすごい伝わったので、よかったです」

Q:このゲームを続けていきたいですね。
「正直、うちのチームはこういういいゲームができるし、力もありますし、ただそれを続けられる力がないのでこういう順位にいると思います。こういうベースを、いい試合をして勝っていくというのが、自分も含めて課題ですね。１試合よくて、またダメでと繰り返してきてるので、第２クールのような勢いがまた最後にできるように、自分でもコミュニケーションとってやっていきたいです。次節のコンサドーレ戦がまた大事な試合になってくると思います」

Q:札幌戦は出場できそうですか？
「札幌戦の翌節が試合なしで、そこで３連休があるので、気合い入れます！（笑）」

以上