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【J1:第21節 鹿島 vs 名古屋 プレビュー】8月初勝利を目指す鹿島は大胆なメンバー変更も。名古屋は3試合ぶりの白星狙う。(06.08.29)

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8月30日(水)J1 第21節 鹿島 vs 名古屋(19:00KICK OFF/カシマ)
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 98年の入団から鹿島アントラーズ一筋で、大黒柱としてチームを牽引してきた小笠原満男のイタリア、セリエA・メッシーナへの期限付移籍が決まった。パウロ・アウトゥオリ監督も絶大な信頼を置いていた司令塔の離脱は、チームの根幹を揺るがしかねない一大事。しかも今週末の9月2日には、ヤマザキナビスコカップ準決勝の横浜F・マリノス戦も控える。指揮官はすでに数人のメンバー入れ替えを示唆しており、明日30日の名古屋グランパスエイト戦は新たな気持ちで挑むことになる。8月は4試合戦っていまだ未勝利なだけに、何としてもここで白星を挙げ、終盤戦に弾みをつけたいところだ。

 2006年J1第20節終了時点の成績をおさらいすると、鹿島は10勝7敗3分の勝ち点33で5位、名古屋は6勝8敗6分の勝ち点24で13位となっている。前節・サンフレッチェ広島戦を落とした鹿島は、首位・浦和レッズとの勝ち点差を10に広げられてしまった。まさに崖っぷちに立たされているだけに、もう1つも取りこぼしはできない。

 しかし今、彼らは大きな岐路を迎えている。小笠原の移籍に加え、本山雅志の左足負傷、柳沢敦の出場停止と、チームの軸をなす選手が立て続けに離脱を余儀なくされているのだ。前節は出場停止だったファビオ・サントスは戻ってくるものの、戦力ダウンは否めない。しかも指揮官は広島戦敗戦後「9月2日の試合もあるし、次の試合は何人かを温存しつつ、戦える人は出し、疲労が出ている人は休ませる」とコメントしている。つまり、今回の名古屋戦は「新たな鹿島」を築きあげる第一歩ということになる。

 ここでチャンスを得そうな選手としては、このところベンチが多かった増田誓志や野沢拓也、深井正樹、田代有三らが挙げられる。

 増田は第19節のヴァンフォーレ甲府戦で右サイドバックとしてプレーしたが、本職はあくまで中盤。今季前半戦は先発出場も多かった。今回は疲労の濃いフェルナンドに代わってボランチに入る可能性が高そうだ。野沢は小笠原の穴を埋めるべく2列目を担う。昨季は勝負どころでの決定力の高さを示した彼だが、今季は15試合出場で1得点と本来の実力を出し切っていない。今後は小笠原の代役としてチームを導くべき存在だけに、今回のパフォーマンスが大いに注目される。

 柳沢の代役となるFWには深井もしくは田代が入る見通しだ。深井はパウロ・アウトゥオリ監督就任後は後半途中から切り札として使われることが多かった。が、本人は当然、先発で行きたいはず。田代はスピードのある深井とは違い、抜群のヘディングの強さを誇る。アレックス・ミネイロとどちらを組ませるかは指揮官の判断次第ということになる。
 小笠原不在の攻撃陣の建て直しも重要なテーマだが、それ以上にやらなければならないのが守備の安定化。8月の鹿島は4試合で9失点とあまりに失点が多い。広島戦でも味方同士が交錯して勝負の明暗を分ける2点目を相手に与えてしまった。今こそ強固なディフェンスを取り戻さなければ、優勝争いに再び参戦することは不可能だ。今こそ鹿島らしい粘りを見せたい。

 対戦相手の名古屋は順位こそ下位に低迷しているが、チーム状態は決して悪くない。前節はガンバ大阪に3−3で引き分けたが、終了間際まで相手をリードする試合展開を見せている。7月に加入したヨンセンの決定力(今節はEURO2008予選に出場するノルウェイ代表に招集された為、欠場となる)、オシムジャパン入りした中村直志の突破力、U−21日本代表の本田圭佑のFK、かつて鹿島をリードした秋田豊のヘッドなど実に多彩な攻撃パターンを持つ。19節の川崎F戦で2得点を挙げ、G大阪相手に3点を奪うオフェンスは、今の鹿島にとって脅威だ。これを抑えなければ、勝ち点3確保は難しい。曽ヶ端準や岩政大樹らを中心に守りの連携を再確認しなければならないだろう。

 その名古屋も鹿島同様、守備の不安を抱えている。8月4試合の失点は9。シーズン通算失点36もJ1ワースト5に入っている。これを修正して3試合ぶりの勝利を狙いたいところだが、鹿島にしてみれば、この弱点が狙いどころ。フレッシュな力で相手守備陣を打開し、いち早くゴールを奪いたい。

 明日のスタメンだが、鹿島は予想が難しい。基本布陣は4−4−2で、GK曽ケ端、DF内田篤人、岩政、大岩剛、新井場徹の守備陣は変動なしだろう。ボランチは青木剛と増田、2列目に野沢とファビオ・サントス、そしてFWはアレックス・ミネイロと深井が入るのではないか。もしかするとパウロ・アウトゥオリ監督はアレックス・ミネイロも温存し、深井と田代を両方出す可能性もある。
 一方、名古屋のフェルフォーセン監督はG大阪戦のメンバーを中心に、ヨンセンのポジションには豊田陽平が入ると見られる。GK楢崎正剛、DF大森征之、古賀正紘、スピラール、本田、MFはボランチに藤田俊哉、右MF山口慶、左MF津田知宏、トップ下に中村、杉本、FW豊田の4−3−2−1が有力だ。

 明日の鹿嶋地方の天気は曇り、気温は25度前後と見られる。夏休み最後のゲームはやや涼しい中での試合になりそうだ。

以上

2006.08.29 Reported by 元川 悦子
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