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【J1:第21節 大分 vs 浦和 レポート】大分、高い集中力と全員サッカーで日本代表を多数有する浦和を撃破し、2−1で勝利。(06.08.31)

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8月30日(水) 2006 J1リーグ戦 第21節
大分 2 - 1 浦和 (19:04/九石ド/27,843人)
得点者:'9 高松大樹(大分)、'59 高橋大輔(大分)、'76 ワシントン(浦和)
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「今日はリーグで一番強い相手。大変な試合になることは分かっていた。選手たちにはこのシーズンで一番大事な試合なので、決勝戦のつもりで戦えと伝えた」試合後の記者会見でシャムスカ監督はこう話した。試合前に対浦和戦が、「一番大事な試合」と明言するほど、この試合に勝つ意味が、今後の大分の躍進にとってどれだけ必要なことかシャムスカ監督は知っていたのだ。そして勝利への絶対的な自信をもって、この試合に臨んだ。

「試合の入り方」が、この試合を制するキーワード。大分は前節、試合の入り方が悪く、開始25秒で失点を喫してしまっただけに、この浦和戦は慎重にスタート。特にFWワシントンへのマークは徹底されていた。左サイドの三都主には、大卒ルーキーの高橋大輔ががっちりマーク。大分は冷静に浦和の動きを見ながら、守備を固めた。そして、先制ゴールはカウンターからだった。自陣ゴール近くから速攻をかけ、左サイドに走りこんだFW松橋章太の折り返しを、FW高松大樹がゴール前の混戦の中、押し込んだ。その瞬間、27,843人の観客で埋めつくされた九州石油ドームがどっと揺れた。しかし、大分はその後も集中を切らさず、しっかりマーク。日本代表を7人も有する首位、浦和に対して1本のシュートチャンスさえ、与えなかった。

そして「空いたスペースを使ってしっかりとパスをつなごう。追加点を欲しいところだが、慌てないように」(大分・シャムスカ監督)「前半は消極的すぎた。後半はプレッシャーをかけていく」(浦和・ブッフバルト監督)というハーフタイムの指示を受け後半がスタート。

後半も大分の守備の意識は高かった。前線からプレスをかけ、FWワシントンになかなかボールを入れさせない。そして後半14分、MF高橋大輔がFW松橋章太とのスピードあるワンツーで追加点を決めた。その後、浦和の猛攻を受け、後半31分にはFWワシントンのゴールで1失点を許す。同42分にはMFトゥーリオの退場もあり、数的不利になった大分だが、最後まで高い集中力で戦いぬいた。GK西川周作は「試合の入り方がよく、全員がひとつになって守れたのが良かった。全国のメディアにいいアピールができた」と素直に勝利を喜んだ。

これで大分は順位をひとつ上げ、6位に。8月の5連戦は負けなしの3勝2分けでハードな過密日程を乗り切った。一方の浦和は、首位を再びG大阪に奪われ、3位に転落。攻守で精彩を欠いたMF小野伸二は、「疲れもあるが、大分の方が戦う気持ちが高かった」とがっくりと肩を落とし、バスに乗り込んだ。

勝利への執念が奪いとった勝ち点3。今後の大分の自信に繋がることは間違えない。

そして、今朝発表された日本代表中東遠征(AFCアジアカップ2007予選)メンバー。大分から初のA代表選手が選ばれた。GK西川周作、20歳。MF梅崎司、19歳。彼らは今や大分の攻撃と守備を支える2本柱ではあるが、サプライズの選出だ。関係者はもちろん、一番驚いているのは本人たち。両選手はクラブを通じて、「正直、びっくりした。光栄なことです」とコメント。大分が育てた若きスターは、必ずや日本のスーパースターになることだろう。

以上

2006.08.31 Reported by 森田みき
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