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【J2:第38節 愛媛 vs 草津 レポート】バタバタした試合展開に終止符を打った愛媛のカウンター。1点を守りきった愛媛は草津からようやく初勝利を挙げる。(06.09.10)

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9月9日(土) 2006 J2リーグ戦 第38節
愛媛 1 - 0 草津 (19:04/愛媛陸/2,821人)
得点者:'78 菅沼実(愛媛)
★ハイライト&会見映像は【こちら】
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互いにカウンターから何度も決定機を作り、どちらが勝ってもおかしくない試合だった。良く言えば、攻守がめまぐるしく入れ替わるスリリングな展開。しかし、実質は愛媛、草津、両チームのミスがもたらしたもの。ともに攻守の切り替えでイージーなミスを犯し、カウンターを生んだ。互いに悪い部分が出てしまった形だが、これは両チームが現時点の順位にいるひとつの原因だろう。

ただ、悪いなりにも結果を出したのは愛媛。練習で肩を脱臼した江後に代わって、FWに入った菅沼に序盤はなかなかボールが収まらない。「高い位置に入りすぎてポジションが悪かった」と望月監督が指摘したように、守備面でも中盤で草津を自由にさせてしまう。初先発のMF千島も攻撃に絡むことができず、序盤は草津にペースを握られた。その中で、ダイレクトパスやサイドチェンジで流れを引き寄せたのはMF高萩。19分には、その高萩を起点に菅沼が草津のゴールネットを揺らす。これはオフサイドの判定でゴールとはならなかったが後半2分、愛媛に今度はPKのチャンスが訪れる。キッカーは高萩。しかし、これも草津のGK高木に阻まれ、愛媛は先制の機会を逃した。

決めるべきところで決められず、終始バタバタした試合展開。こうした展開から、これまで草津との対戦で何度も煮え湯を飲まされてきた愛媛のサポーターにとっては、さぞかしもどかしい時間が続いたことだろう。ただ、最終的には78分のカウンターで愛媛はゲームに終止符を打つ。自陣ペナルティーエリアからMF濱岡のフィードに、FW田中が繋いだボールを菅沼がドリブルで独走。最後はマークに付いた草津のDF2人の間と、GKの横を抜く見事なシュートでようやく草津から先制点を挙げた。

しかし、この試合で最初にビッグチャンスを迎えたのは草津だった。前半2分、草津はコーナーキックのチャンスに飛び込んだのはFW高田。しかし、ボールはゴールネットを揺らしたものの、ハンドの判定でノーゴール。前半序盤は前節の勢いを持ち込み、愛媛を押し込むことに成功した。しかし、前半の途中から失点の場面までは、立ち上がりのように中盤をコンパクトに保つことができなかった。
「疲れた感じのゲームになった」と植木監督が振り返ったのは、連戦の疲労か。自らのミスで自滅し、愛媛につけ入る隙を与えてしまった。最後は長身のFW太田に合わせるパワープレーで愛媛のゴールに迫ったが、結局ゴールを奪うことはできずにタイムアップ。

これで2年前にJFLで初めて対戦して以来、6度目の挑戦で草津から初勝利を挙げた愛媛。しかし、決して内容は良くなかった。その中で勝点3を得た要因は、ここのところ好調を維持している高萩のゲームメイク、そして菅沼の決定力などJリーグを戦う中で上積みされた個の力。そして「今日は勝ちにこだわった」と望月監督が振り返った選手起用だろう。終盤にはFWの菅沼を下げてDFの南を投入し、逃げ切ることに成功。そういう意味では、内容が良くても結果が出せなかったこれまでとは違い、悪いなりにも結果を残せたことは評価できる。連戦は続くが、今日の勝利はまだ勝ちがない次の鳥栖戦にも繋がりそうだ。最終クールを目前に、今後は育成型のチームにもますます結果を期待していきたいところだ。

以上

2006.09.10 Reported by 近藤義博
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