9月9日(土) 2006 J1リーグ戦 第22節
千葉 1 - 3 清水 (19:04/フクアリ/13,463人)
得点者:'4 市川大祐(清水)、'5 佐藤勇人(千葉)、'55 マルキーニョス(清水)、'71 藤本淳吾(清水)
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リベロでプレーするDFストヤノフを出場停止で欠いた千葉は、中東遠征から帰国した日本代表選手3人のうちMF阿部勇樹がリベロでスタメン出場。MF羽生直剛とFW巻誠一郎はベンチスタートとなった。スタメンの入れ替えに加え、この日は右サイドの前にMF水野晃樹、後ろにMF坂本將貴、左サイドの前にMF楽山孝志、後ろにMF山岸智と、サイドに2人置いた変則的なフォーメーションで臨んだ。
しかし、サイド攻撃が得意な4バックシステムの清水に対処するための変更にも関わらず、試合開始後わずか4分、清水の右サイドバックのDF市川大祐に豪快なミドルシュートを決められてしまう。だが、千葉もすぐさま反撃。5分、ボールを奪った楽山のパスから、MF佐藤勇人がグラウンダーのシュートを決めて同点に追いついた。
清水が優勢だった前半だが、両チームとも得点チャンスに追加点決めきれず、1−1で迎えた後半。後半開始から羽生を入れた千葉は、MFクルプニコビッチのロングパスに追いつき、DFを振り切ったFWハースがシュートを打つ。清水のGK西部洋平の両手によるセーブはペナルティエリア外のようにも見えたが、主審のジャッジはノーファウルだった。
その7分後、清水はFWマルキーニョスが阿部のマークをフェイントでかわして、勝ち越しのゴールを奪う。これで勢いに乗った清水の攻撃を千葉は食い止められず、その後は防戦一方といってもいい展開。61分には巻も出場したが、ボールを奪って反撃しても、出足のいい清水に体を入れられて防がれ、連係ミスも重なって決定機を作れない。71分には清水のFW矢島卓郎のシュートを、GK立石智紀の負傷欠場によってリーグ戦デビューとなった千葉のGK岡本昌弘が反応よくセーブ。だが、弾かれてこぼれたボールをフリーの状態で拾ったMF藤本淳吾が難なく決め、清水が追加点をゲットした。
この日はサイドで攻守に数的優位を作りたかった千葉。だが、清水は「千葉はマンマークなので、うちが一つマークを外せば、そこからずれてマークが全部取れる」(伊東輝悦)ことを意識して動いた。そのため、千葉は守備時に「清水のサイドバックやセンターバックが上がってきた時に、連動して中に絞ることができなかった」(坂本)ことから、後手を踏んだ。また、2失点目ではマルキーニョスに、3失点目では矢島についていた阿部が、連戦の疲労もあったためか、相手のドリブルに下がりながら対応してペナルティエリア内への侵入を許し、さらにシュートを打たせてしまった守備が悔やまれる。
攻守両面での動きの量と質で千葉を圧倒した清水の戦いぶりは賞賛に値する。千葉の狙いの裏をかいた的確なプレーは、自信を持って優勝争いをするチームのものだった。
対する千葉は、これでホームゲーム5連敗。選手からは自信を喪失しかけた言葉も聞かれ、坂本は「サポーターには本当に申し訳ないです」と言ってバスに乗り込んだ。まずは改めて攻守で意思統一を図り、ミスを減らすことが自信回復の術になると思われる。
以上
2006.09.10 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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