9月13日(水)J2 第39節 湘南 vs 神戸(19:00KICK OFF/平塚)
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前節の鳥栖戦、そして前々節の柏戦と、湘南は久々の連敗を味わった。連敗は、5月から6月にかけて陥った8連敗以来の出来事である。あのときの口惜しさやもどかしさ、表現しがたいやるせなさは、いまも折に触れて選手たちに溜息を吐かせる。と同時に、泥沼から這い上がった現在の進歩は、過去の苦しみを糧にしている証だろう。それゆえ、さらなる進化を止めないためにも、傷口が深くなるまえにふたたび勝利を掴みたい。
快勝を収めた試合、たとえば菅野監督に代わって初めて無失点を記録した第28節の山形戦や「5−1」で圧勝した第31節・厚別での札幌戦、「3−0」で終えた続く東京V戦などは、チームディフェンスの徹底と途切れることのない集中が見られた。とくに「相手にサッカーをさせない」という意味では、札幌戦は顕著だった。また敗れはしたものの、第37節の柏戦も前半の戦いぶりには相互補完的な粘り強い守備が体現され、そこからペースを手繰り寄せる逞しさも示している。いずれもリアクションに止まらない、相手を飲み込む組織的プレッシャーの賜物だった。
さらに、相手からのプレッシャーをどう受け止めるかもまた、ゴールへ向かうために重要な足がかりとなる。あるとき、菅野監督はこう話したことがある。
「たとえば1対1の局面で相手と対峙したときに、間合いの感じ方は個々によって違う。選手それぞれが相手のプレッシャーをどう感じ、いかにかわすか。いなすためには、ときには開き直りも必要。そういった個の力がチーム力に繋がってくる」
いまはまだ進化の途上にある。一歩ずつ歩を進めていくなかで、こと連敗によって生まれがちな消極性だけは駆逐せねばならないだろう。
湘南は今節、首位・柏と勝点差「1」にまで迫っている神戸を平塚に迎える。チーム史上初の5連勝を挟み、前節までに9試合で7勝2分と快進撃を続けている。バクスター前監督が退任し、松田新監督とペドロコーチによる新体制となったいま、勢いもそのまま引き継ぎ、一気に首位に躍り出たいところだろう。
トップに近藤祐介、右に朴康造、左に三浦淳宏が並ぶ3トップはリーグ屈指の攻撃陣である。とくに朴が尾亦弘友希ら湘南の左サイドをいかに攻略するか、湘南は守備からどう攻撃に結ぶか、このサイドの攻防はひとつのポイントとなろう。また神戸は今節、MFホルヴィを出場停止で欠くため、代わって誰が入るのかにも注目したい。くわえて神戸は三浦、湘南は佐藤悠介と、両チームともに絶対的なプレイスキッカーを備えているため、フリーキックは重要な局面となる。味方のフリーキック直後の守備に課題を抱える湘南は、切り替えにも十分な集中が必要だ。
三ツ沢では首位の柏と3位・横浜FCとの直接対決が組まれている。こちらの結果次第では今シーズン初となる首位の座も見えるため、両雄が食い合うあいだに神戸は確実に勝点3を奪っておきたいところだろう。一方の湘南も、ここで連敗を食い止め、第4クールの巻き返しに繋げたい。第3クール最終節、平塚の夏は終わらない。
以上
2006.09.12 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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