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【J2:第40節 愛媛 vs 東京V レポート】目標に近づくために必要な「結果」をつかんだ東京V。一方の愛媛は「内容」に今後の光明を見出す(06.09.17)

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9月16日(土) 2006 J2リーグ戦 第40節
愛媛 1 - 2 東京V (19:04/愛媛陸/5,782人)
得点者:'12 シウバ(東京V)、'30 菅沼実(愛媛)、'54 シウバ(東京V)
★ハイライト&会見映像は【こちら】
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明確な目標に向って、勝利だけを目指す東京V。そしてチームが成長を続けるために、勝利を目指す愛媛。置かれた立場は違っても、今節はその両チームの立ち位置が試合内容にも現れた一戦となった。

「望みがある限りあきらめない。どの試合も、どんな形でもいいから勝ち続けていきたい」と試合後に語った東京V・ラモス監督。シュート数では愛媛の17本に対して、東京Vは11本。この数字以上に、枠をとらえた愛媛のシュートは東京Vのそれを上回っていた。そのミスが許されない状況で「セーフティーを第一に考えてプレーをした」と振り返った東京V・GK高木。勝つためにリスクを最小限に抑え、無理なキャッチングをすることなく何度も愛媛のシュートを阻み続けた。
すると攻撃でも、東京Vは効果的に得点を重ねる。12分には愛媛のクリアボールをカットしたFW廣山が持ち込み、FWシウバに合わせて先制。54分にはDF石川のロングボールを、再びシウバが決めて愛媛を突き放した。
「思ったよりもラフに蹴るサッカーをしてきた」と愛媛の望月監督が語ったように、決してヴェルディらしい組み立てからの攻撃ではなかった。それでも、カウンター、ロングボールから効率よく得点を重ね、常にリードを奪うことで試合を優位に進めた。そして最終的に、東京Vは目標に近づくために必要な勝点3を奪うことに成功した。

しかし、「チャレンジせずにミスをすることは、監督として許すことができない」と指摘したラモス監督。結果が絶対条件となったプレッシャーが、東京Vの各選手のプレーを窮屈にしている一因であることは間違いない。
その点ではプレッシャーがないにもかかわらず、愛媛にもミスは多かった。ただ、FW田中は前線からボールを追い続け、同点ゴールに結びつけた。そして、前回の東京V戦(32節)以来の先発となったDF関根も積極的な攻撃参加をみせるなど、愛媛の各選手は次に繋がるチャレンジを随所に見せた。73分、MF赤井のクロスに合わせたDF松下のヘディングを最後に失速してしまったが、内容では愛媛が東京Vを上回った試合だった。

結果と内容。その両方を同時に求めることは難しい。しかしどちらのチームにとっても、その両方を手に入れるための追求は続く。東京Vにとっては、よりチャレンジのあるダイナミックなサッカーを求めることが、今後連勝を重ねる原動力にもなるだろう。
逆に愛媛は「第4クールは結果にこだわっていきたい」と菅沼が唇を噛み締めたように、勝利をつかむためのチャレンジを続ける事こそ、チームが次のステップに進む近道。「ポゼッションをあげながらスピードアップをする」という望月監督の掲げるサッカーに、第4クールでどこまで近づけるか。思い通りにいかない時間帯も多かったが、同点に追いついた前半のように、今日の愛媛のサッカーには進化への期待も感じられた一戦だった。


以上

2006.09.17 Reported by 近藤義博
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